個展「イン・サイチュ」
2024-07-29 12:46:07

岡碧幸の個展『イン・サイチュ・絶対』がクマ財団ギャラリーで開催!

岡碧幸の個展『イン・サイチュ・絶対』が開催されます



クマ財団ギャラリーで開催される岡碧幸の個展『イン・サイチュ・絶対』は、2024年8月29日(木)から9月2日(月)までの5日間にわたって行われます。この展示は、クマ財団が支援するクリエイター奨学金を受けた若手クリエイターへの活動支援として実施される「KUMA selection2024」の一環です。岡碧幸による個展は本シリーズの第8弾として位置づけられています。

「イン・サイチュ(in situ)」はラテン語で「その位置において」を意味し、さまざまな学問分野で実験や観測の文脈を示す用語として使用されます。本展は、アーティストが2022年から携わっている「写真を撮る」というシリーズを中心に構成されており、参加者たちがスマートフォンによって撮影した過去の写真や映像を再構成します。このプロジェクトでは、個々の視点や体験が持つデータの相互作用と、個人の存在の絶対性を探る試みがなされています。

展覧会の内容


今回の展示では、岡碧幸本人はもちろん、家族や友人、知らない他者が過去に地球の様々な場所で収集した画像を、「今ここ」で結びつけ再構成することで行われます。このプロセスを通じて、記録と歴史、個人の体験が交錯し、観客は新たな価値観を得ることが期待されます。

本展では、撮影者のプライバシー保護に配慮し、会場内での作品撮影は制限されています。それでも、来場者は岡の作品を通じて移動、時間、場所に関する新しい視点を体験できるでしょう。

岡碧幸について


岡碧幸は、物事の配置によって文脈が解体されることと、新たな意味が生成されることに注目した作品を制作しています。特に、インスタレーションや映像制作を通じて、実験的なデザインやパフォーマンスを行うクリエイターです。彼女の近年の個展には「立体交差」(空間、札幌、2024)や「借りた眠り/写真を撮る」(北千住BUoY、東京、2023)など様々な試みが含まれています。

また、彼女はウクライナへの軍事侵攻を受けて制作した作品も展示に含まれており、歴史的背景とも密接に結びついたテーマを扱っています。作品は、日常的なスマートフォンの利用が変わったとき、どのような意味を持つのかという問いも含んでいます。

展覧会の詳細


  • - タイトル: イン・サイチュ・絶対
  • - 出展作家: 岡 碧幸
  • - 会期: 2024年8月29日(木)〜9月2日(月)
  • - 開館時間: 12:00 - 19:00 ※最終日は17:00まで
  • - 料金: 無料
  • - 会場: クマ財団ギャラリー
  • - 住所: 〒106-0032 東京都港区六本木7-21-24 THE MODULE roppongi 206

本展は無料で公開されており、若手クリエイターの革新性を享受できる貴重な機会です。観客の皆様にもぜひ足を運んでいただき、新たなアートの潮流を体感していただきたいと思います。

アクセスと関連情報


会場へのアクセスは日比谷線・大江戸線「六本木」駅から徒歩4分、千代田線「乃木坂」駅から徒歩7分です。また、車椅子での来場時には、入口に段差があるため、スタッフにお声がけいただくことでサポートを受けることができます。

主催: 公益財団法人クマ財団
お問合せ: クマ財団事務局
Mail: [email protected] / Tel: 03-6721-7798(平日: 11:00 - 19:00)

この機会にぜひ、岡碧幸の作品を通じて広がる新たな視点を体験してみてください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

会社情報

会社名
公益財団法人クマ財団
住所
六本木7-21-24the MODULE roppongi 203
電話番号
03-6721-7798

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。