インパクトホールディングスがcabicを吸収合併
インパクトホールディングス株式会社が、フィールドマーケティングの事業拡大を目指し、同グループの連結子会社であるcabic株式会社を2025年2月1日付で吸収合併することを発表しました。この合併により、インパクトフィールド株式会社が存続会社となり、cabicは解散します。
背景と目的
インパクトフィールドは、ラウンダーや店舗運営代行、覆面調査などのフィールドマーケティング事業を展開し、食品・飲料、医薬品、家電、日用品、化粧品など多岐にわたるニーズに応えています。一方、cabicは1987年に設立され、試食・試飲販売を中心としたセールスプロモーションに特化した人材サービスを提供しています。2013年からはインパクトホールディングスグループに参画していますが、これまでも両社は密接に連携してきました。
合併の決定に至った理由としては、フィールドマーケティング事業における競争優位性の確立が挙げられ、cabicとの一体化によって市場での成長を加速する必要があると判断されました。
新たな展望
吸収合併後、インパクトフィールドは新規顧客開拓の強化や意思決定の迅速化、事業リソースの共有を推進する方針です。また、サービスのメニューも拡大し、業界における存在感を一層強化することを目指しています。具体的には、定期ラウンダーやスポットラウンダー、推奨販売、試食販売、販売代行などのサービスを強化し、顧客に対してより付加価値の高い提案を行えるようになります。
この合併は、業界内からも注目を集めており、今後のフィールドマーケティング業界における競争環境にどのような影響を与えるかが期待されています。
会社概要
吸収合併の存続会社となるインパクトフィールド株式会社は、東京都渋谷区に本社を構え、フィールドマーケティング事業においてラウンダーや推奨販売、販売代行など幅広いサービスを提供しています。設立以来、順調な成長を続けており、現在の資本金は2526百万円に達しています。
一方、吸収合併されるcabicは、京都府京都市に本社を持ち、設立から数十年にわたり、試食・試飲販売などのサービスを展開してきました。資本金は87百万円ですが、インパクトホールディングスグループに参加することでさらなる成長が期待されています。
結論
インパクトホールディングスがcabicを吸収合併することで、フィールドマーケティング事業のさらなる成長と発展が期待されます。業界内での競争力を強化し、顧客に対するサービスの質を向上させることで、今後も多くのビジネスチャンスをつかんでいくでしょう。