エフ・コード、グループCTOとして西本誠氏を迎える
株式会社エフ・コードは、この度ラグナロク株式会社のCEOである西本誠氏を新たにグループCTOに起用しました。これは同社がデジタルマーケティング領域でのさらなる成長を目指し、AIやテクノロジーの分野への進出を強化するための重要な一歩と言えるでしょう。
就任の背景
エフ・コードは、デジタルマーケティングのリーディングカンパニーとして確固たる地位を築いています。最近では、AI・テクノロジーに焦点を当てた事業展開が加速し、クライアントのDX(デジタルトランスフォーメーション)支援やデジタル改革を促進しています。このニーズに応えるために、専門的なテクノロジー戦略が求められている中、西本氏の就任は必然的な選択だったのです。
西本氏は、ラグナロク社を通じて2024年4月にエフ・コードグループに参加し、同社の経営とともにグループ全体の技術力強化を担うことになります。その役割は、エンジニア組織の強化やプロダクト開発にとどまらず、AI技術のさらなる活用にまで及びます。
西本氏の経歴
西本誠氏は、これまでキヤノンソフトウェアでの新製品企画を経て、nanapiやUUUM、コインチェックなどでの豊富な経験を持つテクノロジーのエキスパートです。彼が手掛けたスマホアプリは140本以上、これまでのダウンロード数は200万以上に達しています。さらに、現在も多くの企業に対して技術顧問としての助言を行っています。
CTOとしての展望
西本氏はCTO就任にあたり、「エフ・コードグループは11社、約800人の社員を有する大きな組織に成長しました。私の役割はグループ内での企画からプロダクト開発を効率化し、マーケティングとAIを融合させていくことです」と述べています。彼は、グループ全体での業務効率化を推進し、新たなプロダクト開発を加速することを目指しています。
エフ・コードについて
エフ・コードは2006年の設立以来、デジタルマーケティングを中心に多岐にわたる事業を展開してきました。特に最近はAIを活用したサービスの拡充に努めており、自社開発のマーケティング支援ツール「CODE Marketing Cloud」や「f-tra EFO」などを提供しています。これにより、企業の広告運用やCRM施策が強化され、業務自動化やデータ分析による生産性向上も支援しています。
2023年からは、AI・テクノロジー領域への本格的な進出を加速しており、M&Aを通じての事業成長も進行中です。買収した企業の技術力を活かし、業務レーザーの改善やAIによるプロセスの効率化など、幅広いサービス展開を実現しています。今後は国内外の市場拡大を視野に、テクノロジーの力を駆使した企業のDX推進のリーディングカンパニーとしての地位を確立していくことでしょう。
まとめ
西本誠氏のCTO就任は、エフ・コードにとって新たな飛躍の時期を迎えることとなります。テクノロジーを駆使したデジタル改革が進む中、彼のリーダーシップが同社の未来をどのように切り拓いていくのか、今後の展開から目が離せません。