36面大型マルチディスプレイで多彩な情報発信を実現する清水建設名古屋支店の事例
導入の背景
清水建設株式会社名古屋支店では、新たに開業した名古屋シミズ富国生命ビルにおいて、社員同士や他拠点とのコミュニケーションを活性化するために、36面の大型マルチディスプレイを設置しました。この取り組みは、当初から対象となる社員や営業担当者、現場作業員の意見を元に具体化されていきました。具体的には、リモートで繋がることで、昼休みにはリラックスできる映像を流すことや、他部署の活動をリアルタイムで把握できる仕組みを整えることが求められました。
小土井元規様は、「社内の活動が他部署にあまり見えていなかったことを実感した」と述べ、コミュニケーションの重要性を強調しました。また、打ち合わせや研修以外にも間接的に社内の状況を知らせる役割を持っています。
ATENソリューションの活用
このプロジェクトには、ATENのKVMとAV/IT接続・管理ソリューションが導入されました。特に、36面のインタラクティブなマルチディスプレイの運用と、タッチパネル操作を可能にするVKシリーズ製品が、高い拡張性と柔軟性を提供しています。これにより、リモート会議が円滑に行えるだけでなく、防災拠点としても機能しています。月初の朝礼では、画面で映像を流しながら幹部の挨拶が行われ、その後社内の研修や講演会でも活用されるなど、コミュニケーションのハブとしての役割を果たしています。
定期的な情報発信の仕組み
マルチディスプレイは、ただ表示するだけでなく、常に社内情報が流れる仕組みとなっています。例えば、月間ニュースや各現場のリアルタイム映像が常時表示されており、食事の際には木漏れ日の映像が流れることで緊張感を和らげています。これにより、社員は自然と社内の情報を共有しやすくなり、コミュニケーションの促進が図られています。
災害時の対応力
特に注目すべきは、このシステムが災害時のBCP(事業継続計画)訓練にも役立つ点です。非常電源が備えられており、万が一の災害時にも迅速に対応できる体制が整っています。このような多面的な活用により、社内の活性化と情報共有が行われ、社員の絆も深まっているのです。
まとめ
清水建設名古屋支店の実績は、ATENが提供する先進的な技術とパートナーシップの一環として、社内のコミュニケーションや情報発信の新たな可能性を示しています。今後もこのような取り組みが他の企業にも広がり、より良い職場環境が築かれることを期待しています。
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