新しい家族の絆を育む絵本ギフト「MATES」の魅力

近年、家族とのつながりが希薄になっている中、合同会社エルプロジェクトが2022年6月1日にスタートさせた新しいギフトサービス「MATES」が注目を集めています。このサービスは、離れて暮らす祖父母と孫家族をつなげることを目的に開発され、毎月絵本が送られ、孫から祖父母へリアクションを届ける仕組みを持っています。家族間のコミュニケーションを促進し、子どもたちの成長を一緒に見守ることができます。

MATESの3つの特徴

「MATES」の大きな特徴は、以下の3つに分けられます。

1. 絵本の定期配信: 祖父母から孫家族に向けて、毎月2冊の新しい絵本が贈られます。この絵本は祖父母が選んだもので、子どもたちの成長や個性に合わせた内容になっています。

2. 孫から祖父母へのコミュニケーション: 孫家族は、祖父母に手紙や写真を添えたポストカードを送り、感謝の気持ちや成長の様子を伝えることができます。このリアクションが、さらに家族の絆を深めるのです。

3. パーソナライズされた絵本の提供: ユーザーの年齢や成長段階に合わせて、スタッフが厳選した絵本のみが提供されます。保護者からのアンケートを基にしており、子どもたちにとって最適な読書体験が実現されています。

MATES誕生の背景

「MATES」の誕生には、代表者の中山謙次郎さんの個人的な経験が影響しています。中山さんは、アフリカでの仕事を通じて、地域の子どもたちと触れ合う中で、日本との教育や生活の違いを実感しました。アフリカでは大家族が一般的で、誰か一人に育児の責任が偏ることはありません。そのため、子どもたちは強い家族の絆と共同体の中で成長します。

また、中山さんは日本で子ども食堂の活動にも携わっており、読書やもらった絵本の読み聞かせが、子どもの学力に大きな影響を与えることに気づいたのです。家族のつながりを重視する中で、子どもたちが祖父母との関わりを持つ意味を再認識し、「家族つながる、絵本のギフト MATES」としてサービスを立ち上げました。