エヌジーシーとKeepitが手を組む
株式会社エヌジーシー(以下、エヌジーシー)は、デンマークのKeepit社とディストリビューションおよびリセラーパートナー契約を締結したことを発表しました。この提携により、エヌジーシーは日本市場においてKeepitのクラウド専用次世代SaaSデータ保護プラットフォームの拡販を目指します。
Keepitとは?
Keepitは、クラウドサービスの安全性を高めるためのソリューションを提供しており、特にMicrosoft 365やGoogle Workspaceといったプラットフォームでのデータ保護に力を入れています。これらのサービスでは、ユーザー自身がデータ保護や権限管理を行う必要がありますが、Keepitは独自のクラウドを通じて、ユーザーが安心してデータを保護できる環境を整えています。
データの欠損や誤削除、またはランサムウェアからの保護を実現することで、重要なビジネスアプリケーションの保護を強化し、サイバーセキュリティ対策の強化を進めているのです。
事故を未然に防ぐ
Keepit社のAPAC担当セールスヘッド、David Illman氏は、「エヌジーシーとの協力により、日本市場においてKeepitの存在感を示すことができることを非常に嬉しく思っています」と語っています。彼のコメントによると、Keepitは北米やヨーロッパも含む多くの企業から信頼を得ており、業界アナリストから最も迅速で安全なエンタープライズ向けのバックアップサービスと評価されています。
このような信頼性のあるプラットフォームを日本市場で紹介できることは、エヌジーシーにとっても大きなチャンスです。日本の企業に対して、シンプルで高コストパフォーマンスなソリューションを提案できることが期待されています。
エヌジーシーのビジョン
エヌジーシーの代表取締役社長、原田宗憲氏は、「Keepitとの提携により、当社は日本市場におけるBCP(事業継続計画)およびサイバーセキュリティ対策のニーズに応えることができると信じています」と述べています。このパートナーシップを通じて、費用対効果の高いソリューションの提供を進め、顧客に対する価値を高めていく考えです。
Interop Tokyo 2025での発表
Keepitとエヌジーシーは、2025年6月11日から13日に幕張で開催されるInterop Tokyo 2025に出展します。ブースでは、Keepit社の製品を直接見られるデモンストレーションが行われる予定です。このようなイベントは、企業にとって新しいビジネスチャンスを生む絶好の機会となります。
まとめ
Keepitのプラットフォームは、今後のサイバーセキュリティの進化において重要な役割を果たすことが期待されています。エヌジーシーがこの技術をどのように日本の市場に紹介していくのか、その動向から目が離せません。日本のビジネスシーンにおいても、データ保護の新時代が到来しようとしています。興味がある方は、Interop Tokyo 2025への参加をお勧めします。