建設テック協会設立
2022-04-26 10:00:14

テクノロジーで建設産業を革新する建設テック協会の設立

近年、テクノロジーの進展が加速する中、建設産業においてもその活用が求められています。このような背景の中で、一般社団法人建設テック協会が設立されました。本協会は、『テクノロジーによる建設産業の更なる発展を目指したエコシステムの創出』というミッションを掲げています。

設立の目的


建設テック協会は、建設業界におけるデジタル化の進展を加速させることを目的としています。具体的には、建設テックサービスの生まれやすい環境を整えるために、多様な関係者がコミュニケーションを図りながら、各種活動を行います。これにより、建設産業が抱える課題を解決し、持続可能な発展へと導いていきたいと考えています。

主な取り組み


本協会の活動は非常に多岐にわたります。まず第一に、建設テックゼミの開催があります。これは、参加大学の研究室を横断して行われるプログラムであり、建設テックを体験し、学ぶ場を提供します。このゼミでは、外部からのゲストを招いての講義もあり、学生たちにとって貴重な情報源となります。こうした取り組みを通じて、学生のキャリアの選択肢も広がることでしょう。

さらに、テーマ別ワークショップ(WG)を設け、建設とテクノロジーに関連するテーマについてディスカッションを行います。これには、最新の技術が持つ可能性を活かすための調査が含まれており、具体的には「カーボンニュートラル」や「NFT」、「ブロックチェーン」など多様なテーマが予定されています。これにより、建設業界における技術活用の促進を目指します。

組織の構成


協会は主に三つの会員区分で構成されています。まず、建設関連企業、アカデミック会員(大学・大学院)、そして一般法人会員です。加えて、業務執行のための「委員会」と、活動を支援する「事務局」が協力し、適切な運営体制を整えます。代表理事には、株式会社フォトラクションのCEOである中島貴春氏が就任しています。

新会員の入会条件


新規の会員については、現会員からの紹介が必要となっています。これは、適正なコミュニティの形成を目指した措置であり、2022年度内には公募による新規会員の受け付けも予定されています。

中島貴春代表理事の思い


中島氏は大学時代から10年以上、建設テックのプロジェクトに携わってきました。彼は「テクノロジーが産業に浸透するためには、関係者が協力し合い、情報共有する場が不可欠だ」と強い思いを語っています。現在、建設業界における生産性向上が急務とされている中、建設テックの推進はまさに時宜を得た取り組みです。今後も様々な関係者との議論を重ね、エコシステムの形成に貢献していくことでしょう。

お問い合わせ


本件に関する細かな問い合わせは、一般社団法人建設テック協会事務局までお寄せください。Eメールは [email protected] です。改めて、建設テック協会の取り組みにご注目ください。

会社情報

会社名
一般社団法人建設テック協会
住所
東京都中央区築地5丁目4−18汐留イーストサイドビル6階
電話番号

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