中小企業向け顧客データ基盤構築ガイドの登場
株式会社インプレスが、2025年8月7日(木)に発売予定の書籍『CDPのつくり方 GA4×BigQueryによる顧客データ基盤 構築・活用実践ガイド』を発表しました。この書籍は、顧客データプラットフォーム(CDP)の構築方法を図解付きで解説しており、特に中小企業向けに実践的なノウハウを提供しています。
マーケティングの新たな転機
近年、プライバシー規制の厳格化やサードパーティクッキーの廃止によって、企業のマーケティング戦略は根本的な見直しを余儀なくされています。そんな中、企業が焦点を当てるべきは「ファーストパーティデータ」です。本書は、この重要なデータを活用するための鍵であるCDPの構築と活用を詳述しています。
実践的な解説で痒い所に手が届く
書籍の内容は、Googleアナリティクス4(GA4)やBigQueryを利用した実務的な情報に焦点を当てています。中小企業でも実現可能なCDPの設計から、名寄せ処理、行動履歴の統合、IDマップ、KPI設計など、これまで明文化されなかった技術的なロジックや設計思想も網羅しています。豊富な図解により、難解なデータ処理もわかりやすく解説されており、すぐに始められる情報が満載です。
GA4データ活用の羅針盤
「実務に本当に使える」CDPを構築するための具体的な実装例をGA4のデータを基に解説しており、クラウドワークスやオンプレミスを問わず、スモールスタートを可能にします。また、CDP構築後の活用方法にも焦点を当て、パーソナライズ施策、KPIの設計、BIを用いた可視化方法まで幅広く扱っています。これにより、マーケティング部門やDX推進部門の担当者が実務にすぐ活かせる知識を身に付けることができます。
読者対象の広がり
この書籍は、GA4やBigQueryを活用しきれていない方や、CDPの構築に興味はありながらも高い技術的・予算的ハードルに戸惑っている方、さらに顧客行動データをマーケティング施策に活かしたいすべての方にとって有益です。特にデジタルマーケティングやDX推進を担う部課長から実務担当レベルの方々におすすめです。
書籍の構成
本書の構成は以下の通りです:
1. データの活用領域と現在位置
2. CDPを自前で作るための前提知識
3. CDPの技術要件と基礎知識
4. データ基盤のインフラ
5. CDP構築の要件
6. データ処理
7. GA4のログ処理
8. CDP構築後の活用方法
詳細な見本と書誌情報
書籍は416ページ(B5変形)、定価は3,905円です。詳しい内容を知りたい方は、
こちらからチェックしてください。
著者プロフィール
本書の著者には、ウェブアナリストやマーケティングの専門家が名を連ねています。小川卓氏をはじめ、業界で実績を持つプロフェッショナルが手掛けるこのガイドは、デジタルマーケティングの未来に対して確かな視座を与えます。
今後、ビジネスがますますデジタル化される中で、『CDPのつくり方』は、企業が顧客データを最大限に活用するための強力な武器となることでしょう。