インキュベーションプログラム「Sand Hill Road」の概要
株式会社キュービックのグループ会社、キュービックベンチャーズが新たに立ち上げたインキュベーションプログラム「Sand Hill Road」に注目が集まっています。このプログラムは、起業家が自身のビジネスプランを持ち込むことで、経営リソースや専門的な支援を受けながら事業を成長させることを目的としています。
Sand Hill Roadの特徴
「Sand Hill Road」は、ビジネスプランを持つ起業家を対象にしており、特にEIR(客員起業家)制度を導入しています。参加者は、キュービックベンチャーズの環境の中で実践的なメンタリングを受けつつ、自身のビジネスアイデアを具現化するためのサポートが得られます。
もしビジネスプランが未成熟な場合でも、参加者はメンタリングを通じてアイデアを磨き、キュービックベンチャーズが構えているさまざまなビジネスプランの中から適切なものを選んで新たな事業を開発することができます。
インキュベーションプロセス
「Sand Hill Road」のプロセスは、事業の成長を測るために4つのステージに分かれています。各ステージで達成すべきKPI(重要業績評価指標)や定性的なゴールが設定され、その達成度に応じてイテレーションが進められます。
特に重要なのは、製品市場フィット(PMF)が達成された後、起業家にCEOとしての役割を委ねる「Go To Market」の段階です。起業家にはエクイティを持たせることで、事業成長への責任感を高める仕組みが整っています。
起業家支援体制
「Sand Hill Road」では、起業家が事業開発に専念できるよう、多彩な支援が策定されています。これには、専門的なメンタリング、経営チーム(COO、CTOなど)の組織、エンジニアリングのサポート、さらにはコーポレート機能(経営戦略、法務、PRなど)の各種支援が含まれています。
エントリー方法
このプログラムへの参加を希望する方は、キュービックベンチャーズの「Sand Hill Road」専用ページを通じてエントリーできます。参加者には新たなビジネスの可能性が広がり、刺激的な起業の旅が待っています。
特設ページのURLはこちらです:
Sand Hill Road 専用ページ
サンドヒルロードの名称由来
プログラム名の「Sand Hill Road」は、シリコンバレーのベンチャーキャピタル企業が集まる著名な通りに因んでいます。このストリートは、多くの著名企業が初期資金を得て成長を遂げた場所であり、その名を冠していることからもこのプログラムの意義が垣間見えます。
EIR(客員起業家)とは
EIRはEntrepreneur In Residenceの略で、企業が特別に雇用し新規事業立ち上げを担う人材のことを指します。この制度は、特に起業経験が豊富な人材を招くことで、より成功率の高い事業創出を目指すものです。もともとはシリコンバレーで始まり、現在では多くの企業に取り入れられるようになっています。
キュービックベンチャーズについて
キュービックベンチャーズは、株式会社キュービックのグループ企業として、インキュベーション事業とベンチャー投資事業を展開しています。企業の可能性を最大限に引き出すために、新しいビジネスを育成することに全力を注いでいます。所在地は東京都新宿区北新宿で、設立は2012年です。
詳細は以下のリンクより確認できます:
キュービックベンチャーズ