内閣府の日本経済レポートで活用されたペイロールデータの意義とは
株式会社ペイロールは、令和5年度から内閣府の給与計算代行サービスデータを基にした分析業務を受託し、最近発表された「日本経済レポート(2025年度)」において、そのデータが活用されたことを公表しました。このレポートは、内閣府政策統括官(経済財政分析担当)が毎年この時期にまとめるもので、最新の経済状況を把握するために重要な役割を果たしています。
ペイロールが提供するデータは、従業員個々の賃金の動向を詳細に追跡することができ、マクロ的な賃金上昇の指標として非常に有用です。特に、ビッグデータから得られた情報によると、現在の実質賃金は全体として厳しい状況にあるものの、約6~7割の労働者が実質賃金の上昇を経験していることが明らかになっています。このデータは、景気拡大局面における新規就業者の賃金が低く、平均賃金に影響を与えている可能性があるとの仮説を支えるものでもあります。
一般的に、賃金上昇の実態を把握するためには、毎月勤労統計調査などの集計データが利用されますが、これらは労働者構成の変化を含むため、実際の賃金上昇を反映していない可能性があることが指摘されています。ペイロールデータは、具体的にどの職種や地域で賃金が上昇しているのかを詳細に解析することができるため、より正確な経済状況の把握に貢献しています。
ペイロールのデータは多くの側面で正確性、速報性、詳細性を兼ね備えており、260社112万名の給与データを基にしているため、その信頼性は高く、幅広い分野での応用が期待されます。特に、業界別、性別、年齢、勤続年数など、多様な属性によってデータをセグメント化することも可能で、政策の検討に役立てられています。
また、賃金のデータを分析することによって、これまでのマクロな指標に依存せずに、より個々の労働者に焦点を当てた賃金の動向を明らかにすることができるため、ペイロールは今後もこのビッグデータを通じて、労働市場の健全な発展に寄与することを目指します。
ペイロールは、1989年に設立されて以来、大手企業を対象に給与計算のBPOを行ってきました。人事部門がより戦略的な業務に集中できるよう、ペイロールの提供する給与計算サービスは、独自のクラウドシステムを基盤にしており、ユーザーのニーズに柔軟に対応しています。人材不足が深刻化する日本社会において、ペイロールは欠かせないソフトインフラ企業として存在感を発揮しています。今後も、より多くの労働者の意思決定を支えるため、ヴィジョンを持って取り組んでいくことが期待されています。
会社情報
- 会社名
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株式会社ペイロール
- 住所
- 東京都江東区有明3-5-7 TOC有明イーストタワー11階・12階
- 電話番号
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03-5520-1400