特別授業が開催
2020-12-14 23:00:04
地球環境問題を考える特別授業『Special Lessons in ACNH』開催の様子
地球環境問題を学ぶ特別授業『Special Lessons in ACNH』
2020年12月10日、江東区立第六砂町小学校では、5年1組の児童たちを対象に特別授業『Special Lessons in ACNH』が行われました。この授業は地球環境問題について考える機会を提供するために企画され、ゲームを通じて学びを深める内容となっています。
特別授業の実施内容
授業には30名の児童たちが参加し、ゲーム『あつまれどうぶつの森』内に建設された「フローティングシティー」を体験しました。この仮想空間には、絶滅危惧種をモチーフにした動物たちが運営する水上都市があり、環境に残るさまざまな問題について楽しく学ぶ機会を提供しています。
ゲームを通じての発見
児童たちは「フローティングシティー」を訪れ、自然エネルギーを利用した風力発電所や地元食材で作られる料理が提供されるレストランなどを見学しました。それぞれの施設から、持続可能な生活の大切さを学びました。また、アフリカゾウに話しかけたり、魚釣りや虫取りを楽しんだりすることで、ゲームを通じたインタラクティブな体験をしながら環境に関する知識を深めていきました。
環境問題への理解を深める授業
特別講師として参加した北里大学の千葉洋明准教授は、環境問題や海洋汚染に関する特別授業を行い、児童たちは積極的に質問をしながら学びました。千葉准教授は、増加するCO2による環境への影響や海洋生物の乱獲について話し、「海がプラスチックのスープ」と化してしまう危険性を説明しました。これに対して「私たちに何ができるか」という質問が挙がり、具体的な行動(Reduce, Reuse, Recycle)についても学びました。
授業の成果
この特別授業は、環境問題を子どもたちが身近に感じるための重要な一歩となり、大いに盛り上がりました。千葉准教授も「ゲームを通じて環境を学ぶことは大変効果的な教育ツールとして機能する」と評価しました。このように、遊びを通じて自然や社会の問題について考える機会が提供されたことは、児童たちの今後の意識向上に繋がるでしょう。
今後の展望
江東区立第六砂町小学校では、「フローティングシティー」における特別授業を今後も続け、さらに多くの学生にこの重要なテーマについて考える場を提供する計画があるとのことです。本授業は、国連人間居住計画(UN-Habitat)でも取り上げられた水上都市の可能性を体験しながら、環境保護について楽しく学ぶ機会となりました。授業を受けた子どもたちの未来を担う環境意識がどう芽生えていくのか、今後の進展に期待が寄せられます。
まとめ
地球環境問題を考える『Special Lessons in ACNH』の取り組みは、子どもたちに学びの場を提供すると同時に、今後の行動に影響を与える可能性を秘めています。このような取り組みを通じて、次世代に向けての環境教育の重要性がさらに高まることでしょう。
会社情報
- 会社名
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江東区立第六砂町小学校
- 住所
- 東京都江東区北砂6-26-6
- 電話番号
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