IA登場の案内AI
2019-02-01 16:49:02

JR東日本、バーチャルアーティストIAを使った新たな案内AIプロジェクトを発表

新しい案内AIプロジェクト、バーチャルアーティストIAが登場



JR東日本は、画期的な「案内AIみんなで育てようプロジェクト」を新しく始める。このプロジェクトの一環として、バーチャルアーティストIA(イア)が登場し、上野駅に設置されるバーチャルアテンダントとのコラボレーションバージョンが採用される。これにより、利用客に向けて、より親しみやすく、直感的な情報提供が実現する。

バーチャルアテンダントとは?



バーチャルアテンダントは、最新のAI技術やCGアニメーションを活用して構築された対話型デジタルサイネージである。ユーザーが音声で質問を行うことで、アテンダントがその内容を解析し、音声と画面を通じて答えてくれる。今回のプロジェクトでは、IAが登場し、特にその魅力的なビジュアルで来訪者を引きつけることが期待されている。また、同時に着物姿の案内AI「バーチャルアテンダント茜(あかね)」も設置され、伝統的な要素を取り入れつつ、先端技術を駆使した案内システムが提供される。

バーチャルアーティストIAの魅力



IAは、2012年に登場し、その歌唱力とパフォーマンス力で多くのファンを魅了してきた。音声合成ソフトウェア「VOCALOID」や「CeVIO」を用いて生み出されたIAは、これまでにアルバム7作品とデジタルシングル7作品をリリースし、様々なメディアで活躍している。2013年と2014年には、日本国内最大級のレース「SUPER GT」のイメージガールを務め、2015年から2018年にはワールドツアー「PARTY A GO-GO」を実施し、世界中のファンと繋がりを持ってきた。

案内AIみんなで育てようプロジェクトの詳細



このプロジェクトは、山手線内の主要なターミナル駅や商業施設において、案内ロボットやデジタルサイネージを設置し、駅内外の情報やお土産の案内を行うものである。AIはお客様からの質問を通じて学習し、その結果として案内の精度が向上することを目指している。実施期間は2018年12月から2019年3月までの間であり、東京駅、浜松町駅、品川駅、新宿駅、池袋駅、上野駅など、合計24箇所でこの実証実験が展開された。参加企業には、さまざまなメーカーやJR東日本グループが名を連ねており、先端技術を駆使して訪れる人々に新しい体験を提供することを目指している。

企業の取り組み



このプロジェクトには、株式会社モノゴコロや1st PLACE株式会社など、先端技術に取り組む企業も参加している。モノゴコロは、AIやバーチャルリアリティーの研究を行う企業で、独創的な製品の開発を進めている。また、1st PLACEは、音楽や映像など様々なコンテンツの制作を手がけるエンタテインメント企業であり、バーチャルアーティストIAもその一環として位置づけられている。

今回のプロジェクトは、テクノロジーと伝統的な文化の融合を目指し、多くの人々に新しい価値を提供する試みである。駅を訪れる際には、ぜひIAによる親しみやすい案内を体験してほしい。これからも進化を続ける案内AIに乞うご期待!

会社情報

会社名
株式会社モノゴコロ
住所
東京都渋谷区代々木1-6-15グリーンヒルズ1F
電話番号
03-6380-6221

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