マンダムの国際研究助成金、動物実験代替法を支援する新たな取り組み

マンダムが進める動物実験代替法の新たな一歩

株式会社マンダムは、動物愛護を考慮し、動物実験代替法の開発に注力しています。2007年度から始まった「マンダム動物実験代替法国際研究助成金公募」は、これまで多くの研究を支えてきました。今年度は第18回を迎え、厳正な審査を経て3件の研究テーマに対し助成金が授与されたことが発表されました。

助成金公募概要

この取り組みは、2024年11月1日から始まり、2025年1月31日までに終了する予定です。応募された研究テーマは、動物実験を代替する方法に関するものであり、審査を経て選定されました。今回の助成内容は、1件あたり50万円から200万円、年間で総額300万円が予定されています。

審査のプロセス

応募は厳重に審査され、結果は2025年4月に発表される予定です。この助成金は、アジアを中心に多様な研究者からの応募を期待しています。動物実験代替法の研究は、もはや選択肢ではなく、必然と考えられてきています。

動物実験代替法とマンダムの立場

マンダムの動物実験代替法に関する考え方は、2013年のEUによる化粧品の動物実験禁止から始まりました。この件を契機に、マンダムは動物を用いない試験方法を採用し、それを通じて化粧品の安全性を確保するための道を追求しています。さらに、動物実験の代替手法としてパッチテストやスティンギングテストの活用が進められています。

3Rsの原則と今後の方針

動物愛護の観点から、マンダムは3Rs（Replacement, Reduction, Refinement）に基づく研究開発を奨励しています。この原則に従い、より精度の高い評価手法の議論と開発が行われており、今後もさらなる進展が期待されます。

今後の展望

第19回助成金公募の実施についても検討が進められており、その詳細が決定次第、改めてお知らせされる予定です。マンダムとしては、化粧品のさらなる安全性確保のみならず、サステナビリティ戦略の一環として企業基盤の強化を図り続ける意向を示しています。

このような取り組みを通じ、マンダムはお役立ちの使命を果たし、全てのステークホルダーからの信頼を得る企業となるべく努力を続けていきます。

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