令和の会計システム、TKCの新たな一歩
株式会社TKC(本社:栃木県宇都宮市)が提供する財務会計ソフト「FXクラウドシリーズ」が、日本で初めてJIIMA(公益社団法人 日本文書情報マネジメント協会)から「デジタルシームレスソフト法的要件認証」を取得しました。
デジタルシームレスとは
デジタルシームレスは、取引から会計、税務に至るまでの業務をデジタルデータで統一的に処理する概念であり、国税庁と財務省によって精緻なデータ処理が実現されます。このシステムにより、請求や決済などがデジタルデータで行われ、そのデータが変わることなく保存されます。また、仕訳記録や税務申告・納税に至るまで、データが相互に連携される仕組みができています。
このような背景から、業務システムと会計ソフトのデータ連携はますます重要視されるようになり、TKCではこのデジタルシームレス法的要件認証への対応をしっかりと行っています。
業務効率化と税務コンプライアンスの向上
デジタルシームレスの特徴は、手作業による入力作業を排除することで、事業者の事務負担軽減や税務コンプライアンスの向上を図れる点です。これまでTKCは、日常的な記帳から電子申告に至るまでを一貫して結ぶ仕組みを提供してきました。この認証を受けたことで、企業の会計業務がさらに効果的に行えると期待されています。
JIIMAの認証制度
この認証制度は、令和7年度税制改正に基づいて新設されたもので、電子取引データの自動保存や帳簿の自動連携などが求められています。具体的には、電子帳簿保存法に適合する市販ソフトウェアやクラウドサービスが対象で、法的要件を満たしていると判断されたものが認証されます。
納税者は、この制度に基づく優遇措置を享受できるため、企業の信頼性も高まります。
認証ソフトウェア利用の利点
認証を取得したソフトウェアを利用することで、企業は納税者が受けるべき制度上の優遇措置の要件を一つ一つ確認する必要がなくなります。このため、安心してソフトウェアを導入でき、業務の効率化が実現できます。
TKCの認証を受けたシステム
TKCは、財務会計システムや業種別会計システムを含む35種類にわたるシステムで認証を受けました。特に注目すべきは「FX2クラウド」や「インボイス・マネジャー2025」といったシステムで、これらはデジタルインボイスの標準仕様に準拠し、業務上の信頼性を一段と強化します。
まとめ
TKCの財務会計システムが初めて得たデジタルシームレスソフト法的要件認証は、今後の業務の効率化と税務上のコンプライアンスの強化に寄与するだけでなく、日本の会計システムの進化を促進する重要な一歩です。これからの企業の健全な成長に向けて、TKCはさらなる取り組みを続けていくことでしょう。