日本マンパワーが新たに設立した「キャリアのこれから研究所」
日本マンパワーが「キャリアのこれから研究所」という新たな研究機関を設立したというお知らせがありました。日本マンパワーは、1967年の創業以来、一貫して日本国内におけるキャリア開発支援をリードしてきた企業です。特に、年間300社以上が参加するキャリア開発研修プログラムは、その実績から現在では広く知られています。
設立の背景
この「キャリアのこれから研究所」の設立背景には、日本におけるキャリア支援の進化があると言えます。1978年からプログラム開発を進め、1999年には、日本初のキャリアカウンセラー養成事業をスタート。その後、2万人以上のキャリアコンサルタントを育成してきました。また、キャリアドックという概念を広めることで、これを社会インフラとして確立することにも貢献しています。
2018年には創業50周年を迎え、今一度自社の存在意義を見つめ直す機会として、「はたらく」に自分らしさを追求し、夢中になれる社会を作りたいという強い想いを抱くことになりました。そうした想いを具現化するために、インタラクティブに情報を発信する機関の必要性を感じ、「キャリアのこれから研究所」を設立するに至ったのです。
新型コロナウイルスがもたらした変化
現在、世界各地で広がる新型コロナウイルスは、人々の価値観や企業経営に深刻な影響を及ぼしています。この状況下で、日本マンパワーは、自分自身の価値観に基づき、自らの社会を作り上げたいと願う人々をサポートする必要性を強調しています。そのため、働く人々が自らの価値観を発揮し、モチベーションを高められるようなサポートが求められています。
研究所の活動内容
「キャリアのこれから研究所」においては、以下のような活動を通じて、働く人々や企業への支援を行う計画です。
- - 有益な情報の発信: 自分らしく働きたいと願う人々への情報提供を行います。
- - コミュニティ活動: 企業風土を整えることに関心のある企業と連携し、実践的な支援も行います。
設立日は、1967年の日本マンパワー設立記念日である9月18日です。なお、2020年11月初旬には、研究所のオリジナルサイトがオープン予定となっており、年末には設立記念イベントも予定されています。
日本マンパワーの会社概要
日本マンパワーの代表者は加藤智明氏で、設立は1967年9月18日、資本金は1億円。従業員数は約240名、所在地は東京都千代田区です。事業内容は、企業向けの教育・研修事業、キャリアコンサルタントの養成事業、さらにはキャリア形成の支援に関わる多彩な事業を展開しています。
このように、新たな時代に即したキャリア支援の考え方や活動は、今後の社会においてますます重要になってくることでしょう。「キャリアのこれから研究所」が果たす役割に、これからも注目が集まります。