「みらいの空と飛行機展」が大丸梅田店で開催
関西の伝統的な企業が手を組み、特別な航空イベント「みらいの空と飛行機展」が大丸梅田店で開催されます。開催期間は2023年10月23日(水)から29日(火)まで。
このイベントは、2020年に創業100周年を迎えた「新明和工業」と、1717年創業の「大丸百貨店」の共同企画。これらの企業は関西に深く根付いており、地域密着型のイベントを通じて訪問者に飛行機の魅力を伝えます。
参加企業と展示内容の詳細
本展では、救難飛行艇US-2を製造する新明和工業を含む16社が展示や販売で参加します。特に注目すべきは、航空機製造時に出る廃材や、廃棄物を再利用した商品です。これによりサステナブルな取り組みについても学ぶことができます。
本イベントでは、航空関連の企業が協力し、パネル展示や模型の展示が行われます。参加企業の一部には、大阪万博に出展予定の次世代モビリティメーカーも含まれています。
販売アイテムの紹介
「みらいの空と飛行機展」では、興味深いアイテムが多数販売されます。例えば、軽量で強度の高いCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を再利用した「マルチトレイ」は、US-2のロゴが入っており、税込4,950円で販売されます。このトレイは航空機製造現場での知識と技術が詰まっています。
さらに、航空機製造時に生じた廃材を利用した「チャレンジコインBOX」も注目です。このBOXには特製の図録が含まれており、通常55,000円で受注生産されます。
また、兵庫県の航空機整備企業「(株)JALエンジニアリング」からは、未使用のライフベストをアップサイクルした「ライフベストポーチ」が税込6,050円で販売されるなど、実用的なアイテムも多く取り揃えられています。
学びと楽しみのワークショップ
イベントの一環として、10月26日(土)と27日(日)には、飛行機の飛行原理を学ぶワークショップが開催されます。ここでは、自分で紙飛行機を組み立て、飛ぶための調整を行うことができ、先着300名限定で参加可能です。
現場に訪れることで、航空機に関連した企業の努力や取り組みを知り、多くの人々に興味を持ってもらえることを目指しています。
未来の航空の可能性を感じる展示
この展覧会では、さらに将来の空を意識した展示も行います。空飛ぶクルマをテーマにした特別展示や、Vertical Aerospace社の「VX4」の1/10モデルなどが披露され、参加者は新しい航空技術の進化を肌で感じることができます。
皆様のお越しを心からお待ちしております。飛行機の世界に触れつつ、知識を深めていただける素晴らしい機会ですので、ぜひ大丸梅田店に足を運んでください。