ケータイ・コンテスト
2008-03-24 17:48:22
若者の関心を呼び起こすケータイ・ジャーナリスト・コンテスト2007の結果発表
ケータイ・ジャーナリスト・コンテスト2007、グランプリが決定!
3月23日、東京都港区にある文化放送メディアプラスホールで行われた「ケータイ・ジャーナリスト・コンテスト2007」の表彰式。主催は財団法人明るい選挙推進協会と「Yahoo!みんなの政治」。このコンテストは、若者の政治や社会問題への関心を引き立てることを目的とした啓発企画として実施され、応募作品数はなんと4,270点に達しました。
コンテストの趣旨と応募作品
昨今、若者の政治離れが深刻な問題となっています。その中で、若年層の政治、選挙への関心を高めるという目的のもと、携帯電話やデジタルカメラで撮影した写真を元に、社会問題について考えさせられるメッセージを作品とすることが求められました。応募テーマには、環境問題や福祉問題、少子化問題など、私たちが直面している現代の様々な課題が盛り込まれています。
グランプリの輝き
見事、グランプリを獲得したのは、神奈川県在住の八尋英晃さんによる「これって凄い資源の無駄」。作品は、外出していたために溜まった広告チラシについて考察し、無駄にされる資源の大きさを描写しています。八尋さんは、受け取られずに捨てられる無駄な資源の現実を提示し、環境問題に対するアイデアを思考させる内容にしています。
準グランプリには、中司光紀さん(東京都)の「ひとりだけ緑」が選ばれました。この作品も、応募数の多かった環境をテーマにしたもので、個々の意識が環境保護にどうつながるかを訴えています。
各賞の受賞者たち
また、表彰式では「審査員特別賞」として元吉咲貴さん(東京都)や長谷川哲士さん(埼玉県)などの5人が表彰されました。さらに、「Yahoo!みんなの政治賞」には菅原歩さん(神奈川県)の作品が選ばれ、受賞者たちにはそれぞれトロフィーや賞品が授与されました。
審査員の講評
審査員にはジャーナリストの岸井成格氏や、漫画家の江川達也氏、精神科医の香山リカ氏などが参加し、受賞作品に対する講評が行われました。審査を通じて、環境問題や社会問題に対する若者たちの鋭い視点が見受けられ、特に昨年を上回る応募数は、若年層の意識の高まりを感じさせます。
一般展示の開催
受賞作品は、文化放送1Fにて3月24日から3月28日まで一般展示される予定です。一般の方々もこの機会に若者の視点からの社会問題へのアプローチを体感することができるでしょう。
「ケータイ・ジャーナリスト・コンテスト」は、ただのコンテストにとどまらず、若者たちに政治や社会に対する関心を再確認させる貴重な試みです。この活動が、今後の若者たちの活発な政治参加へとつながることを期待します。
会社情報
- 会社名
-
ケータイ・ジャーナリスト・コンテストPR事務局
- 住所
- 東京都港区赤坂4-15-1赤坂ガーデンシティ18F
- 電話番号
-
03-5572-6060