L is BとGazelle Capitalが共同で新たなCVCファンドを設立
株式会社L is BとGazelle Capital株式会社は、新たなコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「directX Ventures1号ファンド」の設立を発表しました。これにより、デジタルトランスフォーメーション(DX)を通じた新たなビジネス機会の創出が期待されています。
背景と目的
L is Bグループは「アイデアとテクノロジーで人々を笑顔にする!」をミッションに掲げています。特に、建設業界におけるデジタルサービスを提供し、顧客の課題解決に力を入れています。業界の人手不足や長時間労働の常態化が進む中、L is Bグループは「directX Ventures」を設立し、スタートアップ企業との連携を強化することを目指しています。
このCVCファンドの設立により、L is Bグループはスタートアップ企業から新技術や新サービスを導入し、業務に活かしていくことを目指しています。特に、建設業の現場課題に特化したサービスの提供を行う予定です。
「directX Ventures1号ファンド」の特徴
「directX Ventures1号ファンド」の特長は以下の通りです。
1.
顧客基盤へのアクセス: L is Bの顧客ネットワークを活かし、投資先スタートアップに対して営業機会の創出やマーケティング支援を行うことで、スタートアップの仮説検証をサポートします。
2.
スタートアップ支援の理解: L is Bは、スタートアップとして数回の資金調達や上場の経験があり、事業開発の各段階を理解しています。これを基に、Gazelle Capitalはスタートアップが直面する課題を支援します。
3.
自律性の重視: 投資先企業の自律的な経営を尊重しつつ、L is Bグループとの事業連携の可能性を検討します。
4.
ハイブリッド支援体制: L is BとGazelle Capitalの両者が持つノウハウを融合し、より効果的な支援を提供します。
投資領域とプロセス
このファンドは、日本国内の未上場スタートアップに対して、BtoBのITやDXサービスを提供する企業を主な投資対象としています。また、フィールドワーカー向けのプロダクトや企業の社会的課題に取り組む志あるスタートアップも対象です。
出資判断には、複数回の面談やディスカッションを行い、企業の意思決定プロセスを十分に理解した上で判断します。初回接点からの出資判断には約2ヶ月を見込んでいます。
Gazelle Capitalの提供価値
Gazelle Capitalは、BtoB、製造業、建設業などの領域に特化したスタートアップ企業への支援を行っており、共同でのCVCファンド運営から生まれるシナジーが期待されています。スタートアップ市場が変化する中、CVCの活用を加速させることで、より良い協業環境を実現します。
代表者からのコメント
CVCファンドを運営するにあたり、Gazelle Capitalとともに強固なパートナーシップを築けることを喜ばしく思います。私たちは、スタートアップ企業の成長の道を共に歩むことで、社会課題や顧客課題に対応する新しい解決策を見出していきます。これからの展開にご期待ください。
最後に
L is BとGazelle Capitalの強力な連携は、デジタルトランスフォーメーションを促進し、産業の革新を導く原動力となることでしょう。新たなCVCファンド「directX Ventures1号ファンド」が、業界に新しい風を吹き込み、未来のビジネスの可能性を拡げていくことを期待しています。