さとふる、石川県豪雨被害に対する支援を拡大
2024年9月の豪雨によって、石川県の珠洲市が深刻な被害を受けている中、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営する株式会社さとふるは、9月24日に「令和6年9月石川県豪雨被害 緊急支援寄付サイト」を開設しました。さらに、10月2日からは兵庫県加西市による代理寄付の受け付けも始まりました。この取り組みにより、支援する自治体の数は4つ、寄付受付を行う自治体は13に増加しました。
この寄付サイトを通じて、現時点で集まった総額は7000万円に達しており、支援したいと考える多くの人々の善意が形になっています。寄付者は1,000円以上の任意の金額を選び、直接被災地に寄付をすることができます。加えて、この仕組みでは、株式会社さとふるが寄付決済手数料を負担するため、寄付者の意向がそのまま自治体に届く仕組みとなっています。
「代理寄付」とは?
代理寄付は、被災していない自治体が、被災自治体に代わって寄付金の受け付けを行う仕組みです。このことにより、被災した自治体は復旧作業に集中することが可能となるため、大変重要な役割を果たしています。今回、加西市が珠洲市への代理寄付を受付けることにより、より多くの寄付が被災地に届くことが期待されています。
こちらの寄付受け付けは公式サイト上で最新情報が更新されており、寄付金の受領証明書の発行なども行われていますが、発送に遅れが生じる可能性があることについての注意も促されています。
さとふるの取り組み
株式会社さとふるは、ふるさと納税の制度を通じて地域の活性化を図るとともに、被災地の復興支援に力を入れています。寄付者は、寄付先やお礼品の選定を自由に行えると同時に、各自治体は寄付金の募集から収納・配送までの業務を一括で任せられます。
今後も株式会社さとふるは、全国の被災自治体への支援を続けていく方針であり、災害に見舞われた地域への応援を希望する全ての方々と共に歩み続けます。本記事を通じて、一人でも多くの方々に支援の手が差し伸べられることを願っています。
まとめ
多くの方々が関心を持ち、寄付を通じて支援しようという動きが広がっていることは、社会の一体感を示すものです。さとふるの取り組みが、そんな大切な絆を再確認する機会になると嬉しいです。