VISH株式会社が「コノベル」に新機能をリリース
愛知県名古屋市を拠点とするVISH株式会社が、児童発達支援や放課後等デイサービス向けに開発したクラウドサービス「コノベル」に新たな機能を追加しました。この機能は、療育施設に通う子どもたちの入退室管理をサポートする「入退室打刻機能」です。社会全体での障がい児支援が強く求められる中、この新機能は確かな役割を果たすことが期待されています。
新機能の背景と必要性
近年、発達に障がいを持つ子どもたちへの支援が重要視されており、全国には約30,000以上の療育施設が設けられています。しかし、実際の現場では入退室の管理が手書きや紙ベースのファイルで行われており、多くの時間と労力を要しています。このため、VISH株式会社は「コノベル」を通じて、こうした負担を軽減し、職員の業務効率化を図るために新機能を開発しました。
「入退室打刻機能」の特徴
新しく搭載された入退室打刻機能は、主に以下のポイントで利用者に利便性を提供します。
1.
タブレットによる簡単な打刻管理
子どもたちの入退室はタブレットを使用し、タッチ操作で簡単に記録できます。このデータはクラウドに自動保存されるため、管理もスムーズです。
2.
保護者向けのリアルタイム通知機能
子どもが施設に出入りする際、保護者のスマホアプリにその情報が自動で通知されます。これにより、保護者は子どもが無事に施設に到着したか確認できるため、安心感が生まれます。
3.
実績記録票との連動機能(段階的リリース予定)
日々の打刻データをもとに、実績記録票に自動的に反映される仕組みを導入することで、書類作成に関する負担を大幅に削減します。
「コノベル」の理念
「コノベル」は、利用者情報の管理を中心に、職員と保護者のデジタルコミュニケーションを促進する低価格なクラウドサービスです。「子どもを関わる全ての人に笑顔とゆとりを」という理念に基づき、2023年9月からは「スマイルプラン」という無償プランも提供しており、早期に障がい児福祉に関わる人々の負担軽減に尽力しています。
さらに、最近では第18回キッズデザイン賞を受賞するなど、その取り組みが広く認められています。
SDGs達成への寄与
VISH株式会社は、SDGsに賛同し、全ての子どもや保護者に公平で高品質なサービスを提供すべく努力しています。デジタル化により紙資源の節約にも貢献し、持続可能な社会の実現を目指します。
今後も「コノベル」を通じて、誰一人取り残さないサービスの提供を継続し、より良い社会を築くために貢献していく考えです。公式ホームページでは最新情報が随時更新されており、興味のある方はぜひ訪れてみてください。