寝屋川キャンパスを便利にする!学生発の運行情報掲示板が話題沸騰
大阪電気通信大学寝屋川キャンパスにて、学生発の画期的な運行情報掲示板が登場し、大きな話題を呼んでいます。開発したのは、情報通信工学部情報工学科3年生の学生2名。京阪本線「寝屋川市駅」発の電車運行情報をリアルタイムで表示するだけでなく、「この速度で歩けば間に合う!」といった、学生ならではのユニークな情報も提供しています。
友情と閃きから生まれたアイデア
このプロジェクトの発端は、学生同士の何気ない会話でした。大学から駅まで徒歩10分。毎日の通学で、「次の電車はいつ?間に合うかな?」といった悩みを抱えていた彼らは、その不便さを解消するシステム開発に着想を得ます。4週間という短期間で、見事な運行情報掲示板を完成させました。
リアルタイム情報と独自の工夫
掲示板は、京阪電車の協力を得て、運行情報をリアルタイムで取得。遅延情報も即座に反映されるため、学生たちは常に正確な情報を把握できます。また、駅までの推奨歩行速度を表示する機能も搭載。直感的に電車に間に合うかどうかを判断できるよう、独自の工夫が凝らされています。「あと10分、早歩きなら間に合います!」といったメッセージも表示され、学生たちの生活をサポートします。
学生目線の使いやすさ
デザインにもこだわりが光ります。既存の駅にある電光掲示板を参考に、視認性の高いデザインを採用。情報が整理され、誰でも簡単に必要な情報を得られるよう工夫されています。開発期間中は、改善点を繰り返し見直し、より使いやすく、情報が見やすいシステムを目指して改良を重ねました。
大学内外からの高評価
キャンパス内に設置された掲示板は、学生や教職員から絶賛されています。「便利!」「助かる!」といった声が多数寄せられ、SNSでも大きな反響を呼んでいます。開発した学生2人は、今後の改善要望にも柔軟に対応し、より良いシステムを目指していくとのことです。
プログラミング研究会の活動
この運行情報掲示板は、大阪電気通信大学プログラミング研究会の活動の一環として開発されました。同研究会は、授業で学んだ知識を活かし、ゲーム制作や様々なIT関連プロジェクトに取り組む活気あふれるサークルです。大学祭や活動報告会などで成果を発表し、技術向上を目指しています。
未来への展望
今回のプロジェクトは、学生たちの「学生生活を便利にしたい」という強い思いから生まれました。彼らの創意工夫と技術力は、未来の社会をより良く変えていく可能性を秘めています。この運行情報掲示板は、単なる情報提供ツールにとどまらず、学生たちの可能性を示す、素晴らしい成功例と言えるでしょう。
まとめ
大阪電気通信大学の学生たちが開発した運行情報掲示板は、その機能性と使いやすさ、そして学生たちの熱意が詰まった、素晴らしい取り組みです。この成功が、他の大学や地域社会にも波及し、より便利で快適な生活環境が実現することを期待しています。