ダイナースクラブが「未来のマネーフェス」で金融教育に取り組む
ダイナースクラブを運営する三井住友トラストクラブ株式会社は、SDGsの目標4である「質の高い教育をみんなに」の実現に向けて、金融経済教育イベント「未来のマネーフェス」に今年も協賛しました。このイベントは、幅広い世代の金融リテラシーの向上を目的としており、来場者やオンライン視聴者に向けて楽しく学べる内容が用意されています。
未来のマネーフェスとは?
「未来のマネーフェス」は、読売新聞社が主催し、さまざまな金融業種から講師が登壇するイベントです。銀行、証券、カード、保険の各社から招かれた専門家が、実践的な知識を提供します。
今年のマネーフェスでは、約400人の参加者が会場に集まり、多くの観客がオンラインで視聴しました。今年の講義は、昨年の中高生向けから一歩進み、大学生以上を対象にしています。
クレジットカードに特化した授業
ダイナースクラブが提供した授業は、「人生を豊かにする賢いクレジットカードの選び方」というテーマの下、参加者にクレジットカードの利用方法や選び方についての基礎知識を提供しました。具体的には、クレジットカードの種類やキャッシュレス決済の概要、不正利用対策の重要性についても詳しく説明しました。
授業の内容
- - キャッシュレスの基本: 国内外の決済比率やそのメリットに触れる。
- - クレジットカードの歴史: その成り立ちと発展を解説。
- - クレジットカードの選び方: ポイント、付帯保険、特典に関する見識を広める。
- - 不正利用の現状と対策: フィッシング詐欺やその防止法についても講義。
講師を務めたのは、三井住友トラストクラブ株式会社の常務取締役マーケティング本部長、野泉和宏氏です。講義では、参加者との対話も交えながら進行し、実体験と問題提起を通じて親しみやすく金融知識が伝達されました。
参加者の反応
イベント終了後のアンケートでは、「クレジットカードの賢い選び方」が最も興味深いテーマとして選ばれたほか、他のテーマも多くの票を集め、参加者の興味が幅広いことが示されました。
ブースと特別な活動
イベント中は、協賛企業によるブースも設置され、多くの人々が来場しました。ダイナースクラブのブースでは1960年代の紙製カードの展示やSNSキャンペーンを行い、参加者に楽しんでもらいました。金融リテラシー向上だけでなく、来場者との交流を深める機会ともなったことでしょう。
アーカイブ動画配信の実施
また、当イベントのアーカイブ動画は2024年8月30日から9月15日まで配信される予定で、参加できなかった方にも学びの機会を提供します。
今後の展望
ダイナースクラブは、今後も若年層を対象にした金融教育を続ける計画を立てており、小学生向けのクイズ、大学生向けの講義など、幅広い世代へのアプローチを検討しています。金融リテラシーの重要性が高まる中、今後の活動に期待が寄せられています。
詳しい情報は、特設サイトにて確認できます。イベントの成功を受け、ダイナースクラブの金融教育は今後も注目されることでしょう。