Qangaroo登場
2016-02-03 11:11:18

Qangarooがソフトウェアテストを効率化する新しいプラットフォームを提供開始

クラウド型プラットフォーム「Qangaroo」とは



ソフトウェア開発におけるテスト工程管理の新たなソリューションとして注目を集めているのが、株式会社Leadviseが提供するクラウド型プラットフォーム「Qangaroo」です。2016年2月1日に有料版の提供が開始され、これまでに135社以上にクローズドベータ版が導入されてきました。Qangarooは、ソフトウェアテストの煩雑な管理を効率化し、開発者が価値あるものづくりに集中できる環境を提供します。

ソフトウェアテストの現状と課題



近年、ソフトウェア開発においてテストがプロジェクトの重要な一部分であることは間違いありません。実際、テスト工程は開発プロジェクト全体の約4割を占め、その人件費は年間7400億円にも上ります。しかし、テスト作業が適切に実施されない場合、銀行システムの不具合などによって大規模な問題が発生するリスクが高まります。

多くの企業では、依然として巨大なExcelファイルを用いて手作業でテスト情報を管理しており、進捗の把握や情報の共有が困難です。こうした非効率な作業は、エンジニアに多大な時間を奪い、ヒューマンエラーを引き起こす一因となっています。Qangarooは、こうした問題を解決するために誕生しました。

Qangarooの強力な機能



リアルタイムなテスト進捗管理


Qangarooは、テスト結果を即時にクラウドに保存し、リアルタイムで進捗状況を把握できる画期的な機能を提供します。これにより、作業の進捗を迅速に確認でき、誤ったデータの上書きやデータ損失といったトラブルから解放されるのです。

Excelライクなインターフェース


Qangarooでは、これまでのExcel管理からスムーズに移行できる環境が整備されています。従来のExcelからデータをコピーし、Webインターフェース上でドラッグ操作を用いて直感的に編集できるため、使い慣れた操作感が維持されます。

Backlogとの連携機能


テスト中に発生した障害をQangarooから直接報告すると、自動的にプロジェクト管理ツールBacklogに障害チケットが生成されます。これにより、エンジニアは異なるプラットフォーム上での作業をスムーズに行うことができ、効率的な作業環境が整います。

チャットサポートによる安心感


Qangarooを利用する中で問題が発生した場合、チャットサポートを通じて迅速に解決策を得ることができます。最短3分での回答も可能で、これまでのクローズドベータ段階でもフィードバックを基に迅速な改良が行われています。

今後の展開



Qangarooは、テスト工程管理に特化した現在の機能をベースに、さらなるユーザビリティの向上やセキュリティ強化、機能追加を目指しています。また、開発全体の効率化を図るプラットフォームへの進化も視野に入れ、ITベンダーが抱えるさまざまな課題の解決に取り組む方針です。

会社プロフィール



株式会社Leadviseは、2015年に設立され、東京都江戸川区に拠点を置いています。代表取締役社長の上田涼平氏のもと、クラウド型テスト一元管理プラットフォーム「Qangaroo」の開発および運営を行っています。今後の更なる発展が期待される企業の一つです。

公式ウェブサイト: Qangaroo公式サイト

会社情報

会社名
株式会社Leadvise
住所
東京都江戸川区北篠崎2-9-21
電話番号
00-0000-0000

トピックス(IT)

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