オンライン取引を進化させる「Great Sign」の新提携
今回は、電子契約サービス「Great Sign」がKYCコンサルティングと提携したニュースをお届けします。この提携により、同サービスを利用するユーザーに対して、オンライン取引の安全性を一層高める仕組みが整いました。
提携の背景と必要性
昨今のコロナ禍において、非対面での取引が急激に増加していますが、それに伴い、マネー・ローンダリングやなりすましといった犯罪行為も増えてきています。犯罪収益移転防止法が厳格化され、企業が遵守すべきルールも増えてきました。こうした状況を考慮し、Great SignはKYCコンサルティングと提携することで、企業のコンプライアンス体制を強化し、リスクを低減させることを目指しています。
「Great Sign」と「Great eKYC」の紹介
- - 「Great Sign」 は、契約をオンライン上で簡単に締結できるクラウド型電子契約サービスです。従来の紙の契約や印鑑を用いる煩わしさを解消し、業務効率を大幅に改善します。また、電子署名法や関連法令に準拠し、法務省からも認められたサービスです。
- - 「Great eKYC」は、インターネットを経由して完結する本人確認サービスです。仕事の中心がビデオ会議などの遠隔面談にシフトした今、非対面での本人確認をスムーズに実施し、コストを削減しつつも、トラブルや不正利用を防ぐ仕組みが整っています。
リスクチェックの重要性
今回の提携によって、Great Signは反社チェックツール「Risk Analyze」とも連携します。このツールは、国内約700の情報源から公知情報を収集し、AIが自動でデータを選別・格納することで、反社会勢力に対するリスクを迅速かつ正確に分析することができます。ヒューマンエラーを排除し、低価格での情報提供を実現するこのシステムにより、企業は安心して取引を行うことができるようになります。
利用方法と料金
「Great Sign」の有料ユーザー(月額8,580円(税込))は追加料金なしでこのサービスを利用可能です。反社チェックは1件あたり220円(税込)で行え、自社のコンプライアンス体制を強化するのに非常に適した価格設定となっています。
今後の方向性
この提携を契機に、KYCコンサルティングと共に、企業や士業事務所向けの啓発セミナーやプロモーション活動を行い、オンライン取引の安全性を再確認するリテラシー向上に努めていく予定です。今後は機能連携を越え、相互の販売網を活かしてシナジー効果を図る予定です。
株式会社TREASURYについて
最後に、Great Signを運営する株式会社TREASURYについてご紹介します。同社は、弁護士や税理士などの士業専門家を中心に構成され、電子契約サービスの提供を通して、業界におけるDX化を進めています。特にコロナ禍で需要が高まる電子化分野では、士業事務所との連携を強化し、業務の効率化や安全性の向上を図っています。
電子契約の導入が進む中、Great Signは安心・安全なオンライン取引を提供し、国内全体のDX化を推進していくことでしょう。