SHIMABOKOの魅力
2022-03-15 14:20:33

小倉かまぼこが小倉織とコラボした新作SHIMABOKOの魅力

小倉かまぼこと小倉織の新たな挑戦



2022年3月26日、小倉かまぼこが新たに発表したのは「SHIMABOKO」という名の、期待を超える斬新なコラボ商品です。この製品は、地元の伝統である小倉織のたて縞模様を、かまぼこによって美しく表現しています。かまぼこの製造量が減少している昨今、地元の食文化と伝統産業を若い世代に継承していくことを目指した取り組みです。 

小倉織のたて縞は、黄・緑・薄紅の三色で構成され、それぞれが特別な材料を使用しています。黄色は爽やかな柚子、緑は風味豊かな国産あおさ、薄紅は刺激的な辛子明太子の風味が楽しめます。これらの色と味の組み合わせにより、見た目だけでなく、味わいでも楽しませてくれる仕上がりになっています。特に、イトヨリダイを使用した白部分は、柔らかな縞模様が特徴で、視覚的にも楽しめます。

感覚を刺激する味と美しさ



SHIMABOKOは、見た目がサンドイッチのようなデザインで、お皿にそのままで盛りつけても可愛らしい一品です。気軽につまむことができ、オードブルやサラダといったさまざまな料理にアレンジできることも魅力です。近年、栄養価の高いヘルシーフードとして再評価されているかまぼこですが、この商品も多くの世代に受け入れられることでしょう。

小倉織について



小倉織は、江戸時代初期から小倉藩で織られてきた美しい伝統の布です。経糸を多様に使用し、リズミカルな色の組み合わせを生むその技術は、徳川家康にも愛用されたと伝えられています。昭和初期に途絶えたものの、1984年に染織家の築城則子氏によって復元され、地域の文化が再評価される重要な役割を果たしています。小倉織の再生により、現代の技術とデザインが融合した「小倉 縞縞」ブランドも生まれ、地域の魅力を発信する素晴らしい素材となっています。

会社紹介



小倉かまぼこ株式会社は、大正9年に創業し、地元の旦過市場でかまぼこを製造・販売しています。伝統的な技法を守りながら、消費者のニーズに応じた新しい商品開発にも力を入れています。手作業で作られたかまぼこの品質は高く評価されており、日本の食文化の一端を担っています。

株式会社小倉縞縞は、1996年に創業し、2005年からは広幅の小倉織の生産研究を行い成功を果たしました。この会社の製品は、インテリアにも活用できる幅広い生地展開が特徴で、地域の伝統を現代風にアレンジしたデザインが多くの人々に親しまれています。

このように、小倉かまぼこと小倉織のコラボレーションは、地域の伝統を守りつつ、新しい形で人々に喜ばれる商品を生み出すことに成功しました。SHIMABOKOは、まさにその象徴と言えるでしょう。是非一度、その魅力を味わってみてください。

会社情報

会社名
小倉かまぼこ株式会社
住所
福岡県北九州市小倉北区紺屋町2-20
電話番号
093-521-1559

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