メタバース空間「FUTURE 20th SQUARE」がリニューアル!クリスマスマーケットをテーマに冬の世界へ
VR/XR技術を活用したクリエイティブスタジオ「往来」が、株式会社フューチャーショップが運営するメタバース空間「FUTURE 20th SQUARE」のリニューアル制作を担当しました。2023年11月にオープンした「FUTURE 20th SQUARE」は、ソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」上に構築されたバーチャルワールドです。
リニューアルされた「FUTURE 20th SQUARE」は、ヨーロッパの伝統的なクリスマスマーケットをイメージした、キラキラと輝く冬の世界を表現しています。クリスマスツリーを中心とした街には、バーチャルポップアップストアが軒を連ね、特別なリテール体験を楽しむことができます。
今回のリニューアルでは、インタラクティブなクリスマスツリーが設置されました。オーナメントに触れるとワールドの様子が浮かび上がり、クリスマスツリーに入ると空に浮かんだ小島にワープして、クリスマスマーケットを一望できます。さらに、すべての店舗を回ると、何かが起きるというサプライズも用意されています。
バーチャル空間でECサイトの買い物体験も
「FUTURE 20th SQUARE」では、バーチャル空間で商品を体験した後に、実際のECサイトで購入できるという新しい試みが導入されています。昨年好評だった6店舗に加え、新たな店舗も出店し、より充実したバーチャルポップアップストアとなっています。
たとえば、ISEKADOでは、酵母とホップを組み合わせてビールの醸造を体験できます。エーデルワイスファームでは、肉を燻製してベーコンと名物「ベーコン節」を作る体験ができます。亀屋良長では、パンに「スライスようかん」を乗せて焼く体験ができます。早和果樹園では、みかんを木から収穫して、ジュースやスムージーを作る体験ができます。
メタバースとリアル店舗の融合
フューチャーショップは、メタバース空間とリアル店舗の連携を強化するため、さまざまなイベントを企画しています。メタバースワールドでの音楽ライブイベントを視聴しながら、メタバース内で登場するアイテムをリアルに体験できる「食」イベントや、ショップ代表がメタバースに登場して商品の魅力を語る特別ステージなどが予定されています。
また、VRChatで活躍する人気コミュニティとの共同開催イベントも多数企画されています。
メタバースで体験する3Dプロジェクションマッピング
3Dプロジェクションマッピングの制作プロダクション「Festa Sinarisama」と「とりこ舎」とのコラボレーションにより、現実世界のプロジェクションマッピングの手法をメタバースに取り入れた新しい演出が開発されました。巨大建造物に投影される迫力のある映像は、メタバース空間でしか味わえない特別な体験です。
「FUTURE 20th SQUARE」へのアクセス方法
「FUTURE 20th SQUARE」は、VR機器、ゲーミングPC、Android端末からアクセスできます。VRChatワールド選択から「Future20thSquare」でご検索ください。
まとめ
「FUTURE 20th SQUARE」は、クリスマスマーケットをテーマにしたバーチャルワールドで、特別なリテール体験を提供しています。バーチャル空間での商品体験と実際のECサイトでの購入を連携させることで、新しい消費者行動を創出しています。メタバース空間とリアル店舗の融合による新しいエンターテイメント体験も注目です。