「こめ油食堂」が開店
2023年8月18日、和歌山県かつらぎ町の築野食品工業株式会社が主催する1日限りの「こめ油食堂」がオープンしました。このイベントは「お米の日」を祝うもので、株式会社トラストリッジが運営する食と暮らしのメディア「macaroni」とのコラボレーションによって実現しました。
お米の日について
8月18日が「お米の日」に指定されているのは、米という字が「八」「十」「八」で構成されていることに由来しています。また、お米を作るには多数の作業が必要で、その数が88に及ぶことも理由の一つです。この日は、米の重要性を再認識し、食文化を振り返る貴重な日です。例年、築野食品ではこの機会を利用して、こめ油を使用した料理のコンテストやライブイベントを行っています。
「こめ油食堂」の詳細
開催概要
- - 日時: 2023年8月18日(金)
- - 内容: こめ油に関する講座、料理の試食、油の嗅ぎ比べ
この日、有名インスタグラマーを中心とした「マカロニメイト」のメンバー約55名が参加し、1時間15分のセッションを4回行いました。各セッションでは、こめ油についての知識を深める講座とともに、実際に試食を行い、油の香りを比べる体験も行われました。
こめ油豆知識講座
参加者は、こめ油の原料である米ぬかやその健康効果について学びました。他には、こめ油の特徴や築野食品が大切にしている製造プロセスについても紹介されました。「健康にいいと知り、積極的に取り入れたい」といった感想が寄せられ、イベントの目的が達成されたことを示しています。
試食体験
macaroniの料理家によって考案されたメニューには、特製の「つの食パン」を用いた洋風プレートがありました。オリーブオイル風の「かけるオリーブこめ油」、自家製ツナ、マリネ類などを、こめ油の良さを生かしながら味わっていただきました。参加者の中には、こめ油のなめらかさや風味の良さに感動した方も多くいました。
油の嗅ぎ比べ
こめ油と一般的な揚げ油の香りを比べることで、こめ油が持つ抗酸化成分の効果を実感しました。熱した際の香りの違いに驚いた参加者が多く、こめ油が持つ特有の甘い香りや、ツンとした匂いがしない点が好評でした。
こめ油の魅力
こめ油は、精米過程で得られる米ぬかから作られる植物油です。栄養価が高く、素材の味を引き立てる特徴を持つため、炒め物や揚げ物、ドレッシングなど様々な料理に活用できます。また、国産の米ぬかを使用することで食品自給率の向上にも寄与しています。
築野食品工業は、こめ油のみにとどまらず、米ぬか由来の成分を食品や化学品など多岐にわたる分野で活用しています。今後も持続可能な活動を通じて、地球、消費者、生産者との良い関係を築くことを目指しています。
株式会社築野食品工業について
この会社は昭和22年に設立され、本社は和歌山県かつらぎ町に位置しています。米ぬかの有効活用を進めることで、人々の健康や美を支える製品作りに取り組んでいます。私たちの生活の中で、日々の食事によって健康を維持するための選択肢として、こめ油は注目されています。
詳細については、
築野食品工業の公式サイトをご覧ください。