アスコット、日本初のGSTC認証取得ホテルに認定される！

アスコット、日本初のGSTC認証取得ホテル

シンガポールを拠点とするアスコットリミテッドは、日本国内で22のホテルとサービスレジデンスを展開しています。近年、持続可能な観光についての取り組みに力を入れており、その結果として、昨年、アスコットの国内5施設が「グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会（GSTC）」から認証を受けました。これは、日本においてホスピタリティオペレーターが取得した初のGSTC認証であり、大きな意味を持ちます。

アスコットのサステナビリティプログラム

アスコットは「Ascott Cares」というサステナビリティプログラムを運営し、「コミュニティ」、「アライアンス」、「リスペクト」、「環境」、そして「サプライチェーン」という5つの柱を基にさまざまな活動を行っています。これにより、持続可能な取り組みを推進し、観光業界全体への影響を与えることを目指しています。

認証を受けた5つの施設は、アスコット丸の内東京、シタディーン新宿東京、シタディーンセントラル新宿東京、シタディーンなんば大阪、lyf銀座東京です。これらのホテルでは、サステナブルツーリズムについての施策が色々と展開されており、訪れる宿泊者にもその意義を伝えています。

教育と人材育成の重要性

アスコットは持続可能な観光に対する関心を高めるために、未来のホスピタリティ人材の育成にも注力しています。最近発表されたイベント「Shaping Sustainable Tourism, Together」では、参加者が実際にGSTCの持続可能な観光についての知識を深める機会を提供します。そのイベントは2025年7月17日にlyf銀座東京で開催予定で、参加費は無料です。

イベントの詳細

参加者は限られているため、申し込みが推奨されます。GSTCによる講演や、アスコットのサステナブルツーリズムに関する取り組み紹介、さらにはサステナビリティをテーマにしたネットワーキングの機会まで用意されています。このイベントを通じて参加者同士がアイデアを交換し、今後のサステナブルツーリズムについて考えるきっかけを作ることが期待されています。

アスコットの未来へのビジョン

アスコットは、全てのプロパティにおいて2028年までにGSTC認証を取得することを目指しています。日本では、今年中に全22の施設が認証を受けることを目標に掲げており、各施設での取り組みをさらに強化していく方針です。

最大の目標は持続可能なビジネスを確立することだけでなく、訪れるお客様に素晴らしい宿泊体験を提供することです。アスコットは、これを実現するために、持続可能性を意識した新しいプログラムや施策を積極的に展開していきます。