東北復興を支える特別メニュー
株式会社ノンピが、東北の復興支援の一環として五戸水産株式会社の製品を使用した特別メニューを提供することを発表しました。今年12月18日(木)と19日(金)の2日間、ノンピが運営する社員食堂にて、五戸水産が製造する「イカの味噌麹炒め〜ピリ辛イカラー油がけ〜」をお楽しみいただけます。
地震の影響を受けた地域に対する温かい思い
まず初めに、12月8日に発生した地震で被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。一日でも早く安全と平穏が戻ることを、社員一同心よりお祈り申し上げます。今回の取り組みは、地震以前から五戸水産との間で計画していた復興支援プロジェクトの一部であり、食で地域を応援したいという意思が反映されています。
東北の食文化の未来を支える
現在、東北の食文化は、支援される側から新たな食産業の担い手としての地位を確立しつつあります。大阪・関西万博では復興庁が「より良い復興」を掲げ、震災後に生まれた商品を「復興の味」として紹介するなど、広く周知が進められています。
2025年2月には岩手・宮城・福島の農林漁業者及び食品事業者が集うイベントも予定されており、被災地自らの魅力を発信する機会が増えています。このような動きの中、ノンピも地域復興に貢献すべく、あらゆる支援策を講じています。
「イカの味噌麹炒め」の魅力
今回提供されるメニューは、五戸水産が製造する「イカ軟骨一夜干し」と「イカとたらこのおかずラー油」を用いた特別な一品です。このメニューは、食の楽しさを通じて東北の水産業への復興の一助をしようとするノンピの思いが詰まっています。
ノンピシェフの菊間泉さんはこの料理について、「五戸水産の食材は旨みが強く、調理がしやすいところが特に魅力です。イカラー油はピリッとした辛さとコクが特徴で、白米との相性も抜群です」と語ります。
持続可能な復興支援への道
ノンピはこの取り組みを単発に終わらせることなく、数か月ごとに定期的に特別メニューを提供する計画です。これは地震後の水産物流通がなかなか回復しない現状を踏まえた持続可能な支援となることを目指しています。
五戸水産の代表取締役、五戸睦子氏も「ノンピ様のご支援によって、多くの方に弊社の素材を楽しんでいただける機会をいただき、心から感謝しています。これが東北の水産業を支える力となることを願っています」と述べています。
地元産業は美味しさと安全性を追求
五戸水産は、青森県八戸市を拠点とし、創業から80年以上の歴史を持つ企業。地域で水揚げされた新鮮な海産物を使用し、「おいしい!健康!安全!」をモットーにした高品質な水産加工品を製造しています。ノンピも彼らとのコラボレーションを通じて、地域経済の底上げに寄与することを目指しています。
まとめ
このように、ノンピと五戸水産の取り組みは、単なる食事を提供するにとどまらず、地域の復興を食を通じて支えていくという強い意志が込められています。ぜひ、この特別メニューを通じて東北の復興を体験してみてはいかがでしょうか。