株式会社ロックトゥーンとD社が設立した新AIラボの全貌と堀田氏の就任

生成AIの革新を牽引する「R&D AI Lab」設立

株式会社ロックトゥーン（以下、Rocktoon）とD株式会社（以下、D社）は、生成AI技術の活用を通じて企業の業務変革や新規ビジネス開発を支援するために、「R&D AI Lab」を共同設立することを発表しました。この新しいラボは、企業の生産性向上や業務改革を実現するための実証実験やサービスの開発を行い、ユーザーにとっての利便性を提案します。

R&D AI Labの目的と内容

R&D AI Labの設立により、両社はBtoBやBtoCを問わず、生成AIを利用した研究や開発を進めることができます。具体的には、さまざまな業界での生成AIの活用機会を見出し、ユーザーのニーズに応える新たなサービスを開発していく方針です。特に、Rocktoonが現在展開中のAI×戦略DX SaaS「MaStaa」をテストケースとすることで、実際の業務における生成AIの適用を模索します。

さらに、企業の新規事業開発や既存サービスのアップデートをサポートするコンサルティングや、シンプルに導入できる生成AIツールの研究も視野に入れています。これにより、企業が効果的に生成AIを活用できる環境を整えることを目指します。

CPO就任、堀田氏の役割

2024年4月1日付で堀田航真氏がRocktoonのCPO（Chief Product Officer）に就任することが発表されました。堀田氏は、すでにD社の代表取締役CEOとして、AIを駆使した多くの取り組みを行ってきた実績があります。

彼の役割は、「MaStaa」開発チーム全体のデザインや品質管理、さらにはカスタマーサクセスを統括し、AIの導入・展開を促進することです。堀田氏は次のように述べています。

“DX時代における技術とビジネスの融合は成功を左右する重要な要素です。私の使命は、最先端のAI技術を用いて当社のプロダクトやサービスを次の次元に引き上げ、顧客のニーズに対して迅速かつ的確に応えることです。”

彼のリーダーシップの下、Rocktoonは新たな価値を市場に提供し、顧客体験を革新することを目指します。また、チーム全体のスキルや組織文化も進化させていく所存です。

堀田氏の経歴

堀田氏は、大学卒業後にウェブ解析とマーケティングの分野でキャリアをスタートさせ、採用支援事業やEC支援事業に取り組んできました。特に、Web3とメタバースに関連する経験を持ち、その知見を活用して企業の成長を支援してきました。さらに、彼は複数の大手企業やNPOなどの支援も行い、豊富な経験を有しています。