新装版『和えるおかず』の魅力
世界文化社が新たにリリースした書籍『新装版 和えるおかず』。この本の目玉は、人気料理家の坂田阿希子さんが提案する67種の和え料理です。これまでは副菜として愛されてきた和えものですが、本書では主菜として楽しめるレシピが盛りだくさんに紹介されています。
和えものが主役に
誰もが知っている白和えや胡麻和えといった日本の副菜が、実はメインディッシュとしても楽しめることを提案する本書。豚しゃぶとみょうがの胡麻和え、さらには牛たたきと焼きれんこんのシェリービネガー風味、さらにはまぐろのタルタルなど、実にバラエティに富んだレシピが揃っています。これらは特に白いご飯との相性が抜群で、しっかりとした食事として満足できる内容になっています。
和える料理の自由さ
ちなみに、和える料理という言葉にはどこか制約があるように思えるかもしれませんが、坂田さんによれば、和えることはもっと自由な料理法という位置付けです。これは本書の「はじめに」からも明確に伝わります。新しいアイデアや組み合わせを提案することで、和えものの本来の楽しさを再発見できる一冊になっています。
食材の持ち味を活かす
本書の特徴は、素材そのものが引き立て合う新鮮な組み合わせを提供している点です。例えば、少ししんなりとした野菜にカリカリのナッツを加えたり、揚げたての魚としゃっきり冷たい野菜を合わせることで、温度や食感、香りの違いを楽しむことができます。これにより、食事をする中で次々と新たな発見が待っています。
ジャンルを超えた多彩なメニュー
また、和風だけでなく様々な国籍の料理が楽しめるのも本書の魅力。タイ風牛たたき、ナッツ和えの焼き玉ねぎ、韓国風の人参和えなど、和えものの可能性が格段に広がっています。素材や調味料の選択肢も豊富で、思いのままに楽しむことができる新境地が開かれています。
知っておくべき著者のプロフィール
著者の坂田阿希子さんは、フランス料理やフランス菓子店での豊富な経験を経て独立を果たした料理家です。2019年には「洋食KUCHIBUE」、2022年には「BONJOUR KUCHIBUE」をオープンし、2025年にはオンライン料理教室「坂田料理塾」を主宰予定です。書籍や雑誌、テレビでも幅広く活躍し、和洋の枠にとらわれない新しい味覚の探求に情熱を注ぐ彼女の作品には、多くのファンが存在します。
書籍情報
最後に書籍情報をまとめておきます。
- - 書名: 新装版 和えるおかず
- - 著者: 坂田阿希子
- - 発売日: 2025年5月22日(木)
- - 価格: 1,760円(税込)
- - 仕様: B5変型/96ページ
- - 発行社: 株式会社世界文化社
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この新装版『和えるおかず』を手に取って、新たな和え料理の魅力に触れてみてはいかがでしょうか?