新セキュリティアイテム
2025-01-21 10:57:39

太陽光発電施設や建設現場を守る新セキュリティアイテムの登場

太陽光発電施設や建設現場を守る新セキュリティアイテムの登場



近年、太陽光発電施設や建設現場が資材盗難のターゲットにされている。特に銅線ケーブルの盗難は深刻で、警察庁の統計によれば、2024年には全国で16,276件もの金属盗難が発生したことが報告されている。これは2020年の5,478件と比べ、約3倍の増加を遂げており、特に関東地方での集中した被害が目立つ。

一方、農業分野でも作物や関連資材の盗難が増えており、年間で約3,000件の事件が記録されるなど、この問題は社会全体にとって深刻な懸念材料となっている。こうした盗難が増加する背景には、世界的な銅価格の高騰や建設資材の需要の高さがある。これらの現象を鑑み、ビックカメラグループの株式会社ラネットは、太陽光発電施設や建設現場に特化した新しいセキュリティ製品を発売することを発表した。

新製品「ADC-V729」の特徴


このたび登場した「ADC-V729」は、高解像度4MP画質を誇る屋外用投光ライトカメラで、双方向音声通信機能も搭載している。以下のような特長を持ち、現場での安全性を高めることを目的としている。
1. 威嚇機能: 強力な点滅ライト、赤青の警告灯、そして高性能スピーカーにより、侵入者を威嚇する効果が期待される。
2. 高精度検出: 人や車両、動物の検出をトリガーにすることで、ライトの点灯や点滅をカスタマイズ可能。現場の安全を一層強化する。
3. 昼夜問わず鮮明な映像提供: 昼間はもちろん夜間でも鮮明な映像が記録でき、暗号化された録画機能により、24時間365日の監視システムが実現される。
4. 多様な適用先: この製品は太陽光発電施設や建設現場、その他の屋外エリアにおけるセキュリティ対策として最適である。

新製品「ADC-V729」の導入を通じて、現場での資材管理がより安全になり、盗難リスクの大幅な削減に貢献できることを目指している。

展示会での初公開


ラネットは、「ADC-V729」を展示会で初めて公開する予定で、そこで製品の操作デモンストレーションや詳しい説明を行う。参加者は、その場でセキュリティソリューションに触れ、体感する機会が得られる。

展示会詳細


  • - 名称: バックオフィス World
  • - 日時: 2025年1月29日(水)~ 1月31日(金)10:00~17:00
  • - 会場: 東京ビッグサイト(東7・8ホール)
  • - ブース番号: W10-66
  • - Webサイト: バックオフィス World
参加にあたっては、公式サイトからの事前登録が必要で、たくさんの人々の参加が期待されている。

会社概要


株式会社ラネットは、2002年に設立された企業で、モバイル事業やMVNO事業、コンテンツ事業からVR事業、ネットワークカメラ事業に至るまで、幅広いサービスを提供している。
  • - 会社名: 株式会社ラネット
  • - 所在地: 東京都豊島区東池袋一丁目18番1号 Hareza Tower 15F・16F
  • - 資本金: 5億円
  • - 代表者: 代表取締役社長 中川 景樹
  • - サービスサイト: キヅクモ

新セキュリティ製品「ADC-V729」がもたらす安全な現場環境の実現に期待が寄せられている。


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会社情報

会社名
株式会社ラネット
住所
東京都豊島区東池袋一丁目18番1号Hareza Tower 16F
電話番号

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