京都府みどり認定ロゴ
2024-07-19 15:28:21

京都府が「みどり認定ロゴマーク」を制定!環境負荷低減に取り組む農林水産物を応援

京都府が「みどり認定ロゴマーク」を制定!環境負荷低減に取り組む農林水産物を応援



京都府は、府内農林水産業における環境負荷低減活動を促進するため、「京都府みどり認定」制度を導入しています。この制度は、農林漁業者が環境負荷低減に取り組む計画を策定し、京都府から認定を受けることで、その取り組みを可視化し、消費者への認知度向上を図るものです。

今回、この「京都府みどり認定」を受けた農林水産物の認知度向上と高付加価値化を図るため、「京都府みどり認定ロゴマーク」が新たに作成されました。このロゴマークは、環境にやさしい農林水産業をイメージし、きょうと食育ネットワークなどの意見を参考にデザインされています。

ロゴマークの表示対象と取得方法



「京都府みどり認定」を受けた農林漁業者は、認定を受けた計画に基づいて生産された農林水産物(品目)を販売する際に、このロゴマークを表示することができます。ただし、使用期間は認定を受けた計画の期間(5年間)に限定されます。

ロゴマークを取得するには、「京都府みどり認定」を受けた農林漁業者が、京都府に使用申請書を提出する必要があります。

「京都府みどり認定」制度の背景



「京都府みどり認定」制度は、農林水産省が策定した「みどりの食料システム戦略」や「京都府農林水産ビジョン」に基づいて、府内農林水産業における環境負荷低減活動を促進するため、令和5年4月から実施されています。

「みどりの食料システム戦略」は、食料や農林水産業の生産力向上と持続可能性の両立をイノベーションで実現させるための戦略です。京都府では、この戦略や「京都府農林水産ビジョン」を踏まえ、府内26市町村と共同で「京都府みどりの食料システム基本計画」を策定し、環境負荷低減事業活動実施計画の認定(京都府みどり認定)を実施しています。

認定対象となる環境負荷低減事業活動



「京都府みどり認定」の対象となる環境負荷低減事業活動は以下の3つです。

1. 土づくり、化学肥料や化学農薬の使用を低減する取組を一体的に行う事業活動
2. 温室効果ガスの排出量の削減に資する事業活動
3. 農林水産大臣が定める環境負荷低減事業活動

認定件数



令和6年5月末現在、「京都府みどり認定」を受けた件数は、個人13件、法人16件、団体6件の合計35件、290名となっています。全てが「1号活動」である土づくり、化学肥料や化学農薬の使用を低減する取組を一体的に行う事業活動です。

まとめ



「京都府みどり認定」制度は、環境負荷低減に取り組む府内の農林水産物を応援し、その取り組みを消費者へ広く知らせることで、持続可能な農業・水産業の発展に貢献することを目指しています。今後、この制度を通じて、環境にやさしい農林水産物の生産が促進され、消費者も安心して安全な食料を消費できるようになることが期待されます。


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京都府
住所
京都府京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
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