ゼロカーボンシティを目指して
2025-09-30 11:49:33

大垣共立銀行とバイウィル、大野町との連携協定を締結しゼロカーボンシティへ前進

大垣共立銀行とバイウィル、ゼロカーボンシティに向けた連携協定を締結



岐阜県揖斐郡の大野町と、株式会社バイウィル、大垣共立銀行の3者は、2025年9月29日に「ゼロカーボンシティの実現に向けた連携協定」を結びました。この協定の目的は、地域でのカーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーの推進にあります。大野町は「快適で笑顔あふれるやすらぎのまちおおの」という未来像を描き、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする目標を掲げています。

3者による協力内容


締結された協定のもと、3者は以下の活動に取り組むことを合意しました。

1. 環境に関する情報提供:カーボンニュートラルに資するためのデータやサービス、ノウハウのシェアを行います。
2. 新たなビジネスモデルの創出:環境価値を活かし、地域に即した新しいビジネスの創造を目指します。
3. その他の取り組み:協定の目的に合致する活動や提案について、さらに協力していくことが期待されます。

大野町の背景と脱炭素への取り組み


大野町は2021年に「ゼロカーボンシティ」を宣言しました。この方針に基づき、町民、事業者、行政が連携し温暖化防止策を推進しています。特に、地域の自然環境を守りながら市民が快適に生活できる社会の実現が求められており、そのためには地域全体の取り組みが不可欠です。

さらに、バイウィルと大垣共立銀行は2023年に顧客紹介契約を結び、共に脱炭素を目指して進んでいます。この連携により、新たな取り組みであるJ-クレジットの創出・活用を行い、大野町の環境戦略を強化します。

J-クレジットとは?


J-クレジットの説明は重要です。これは、省エネ設備導入や再生エネルギーの活用から生じる温室効果ガスの排出削減を国が認証したものです。発行されたクレジットは他社に売却することができ、購入企業はこれを用いてカーボン・オフセットとすることが可能です。

今後の展望


この協力により、3者はJ-クレジットの創出・流通を共に進めていきます。バイウィルは、大野町におけるJ-クレジットプロジェクトの全過程—登録・申請・モニタリング・販売—をサポートし、大垣共立銀行と協力して地域の脱炭素化を促進します。数多くの地域のビジネスや市民が、この取り組みに参加し、持続可能な社会の実現に向けて貢献していくことが期待されます。

企業の概要


  • - 大野町は、岐阜県揖斐郡の中心地であり、町長は宇佐美晃三氏です。公式HPから詳しい情報が確認できます。
  • - 大垣共立銀行は地元密着型の銀行業を営む企業で、取締役頭取は林敬治氏です。公式HPでもサービス内容が掲載されています。
  • - バイウィルは環境価値の創出や売買を手がける東京都中央区の企業で、社長は下村雄一郎氏です。

このように、ゼロカーボンシティを目指す大野町の取り組みは、地域と企業との連携により進展しています。持続可能な社会の実現に向けた新たなプロジェクトは、地域の未来を変える鍵となるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社バイウィル
住所
東京都中央区日本橋2-3-21群馬ビル6階
電話番号
03-6262-3584

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