水中無人点検システム
2026-03-30 11:21:01

洋上風力発電向け水中無人点検システムの実用化が進む

洋上風力発電向け水中無人点検システムの実用化が進む



日鉄エンジニアリング株式会社(NSE)をはじめとする4社が、洋上風力発電設備の水中点検作業を無人化するためのシステムの実用化に向けた取り組みを進めています。特に、自律型無人探査機(AUV)を用いた新しい点検手法について、多方面からの検討を行い、ロードマップを作成しました。これにより、将来的には水中点検作業の効率化と自律化が見込まれています。

実証試験の概要



まず、来る2025年10月には静岡県沼津市にて実証試験が実施される予定です。この試験では、AUVや遠隔操作型無人潜水機(ROV)、自律型海洋無人機(ASV)を組み合わせて水中のモニタリングを行い、実際に海洋ロボティクスの利活用を検証します。目標は、水中点検作業の完全無人化に向けた技術的課題を抽出し、実用化に向けた次のステップを検討することです。

実証試験の結果に基づき、AUVとASVを連携させた点検作業の自律化に向けた新たなシステム構成が提案されています。2030年から2040年にかけた水中無人点検作業の将来像も描かれており、技術開発や実装試験のマイルストーンが整備されています。このようにして、早期の社会実装を目指しています。

将来像

日鉄エンジニアリングの取り組み



日鉄エンジニアリングでは、洋上風力発電事業者に向けて、点検や保守管理サービスをビジネスとして展開する計画も進行中です。このサービスには、無人点検システムの導入だけでなく、必要な機器の管理や運用者の育成、さらにはICT関連サービスの提供が含まれます。このように、幅広い領域での業務展開を考えています。

また、海洋データ利活用に向けた基盤として「海洋データスペース」を構築する提案もあります。これにより、異なる組織や国、産業間でのデータ共有が円滑に進むことを目指しています。このデータ利活用の強化は、洋上風力発電のみならず、水産業や海洋資源開発など、幅広い分野に貢献できると期待されています。

未来に向けたビジョン



当社は2030年を見据えた目標として、AUV等を活用した水中点検作業の無人化を実現することを掲げています。この取り組みを通じて、洋上風力発電の分野に新たな価値を生み出し、持続可能なエネルギー社会の構築に寄与することを目指しています。

今後も、これらの活動を通じて海洋ロボティクスの発展を持続的に促進していく所存です。実証試験の進捗や新たな取り組みについては、随時お知らせしていく予定です。


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会社情報

会社名
日鉄エンジニアリング株式会社
住所
東京都品川区大崎一丁目5番1号大崎センタービル
電話番号
03-6665-2000

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