海の食材を楽しむための新プロジェクトが始動!
日本の飲食界で注目を集める「mitaseru JAPAN」は、東京都日本橋に位置する名店の一流料理人4人と協力し、サステナブルな食材である海藻を使った新商品3点を発売しました。この商品は、地元の食文化を守りながら新たな味覚体験を提供し、海洋生態系の保護にも寄与することを目指しています。
新商品発売の背景
株式会社mitaseru JAPANは、三井不動産グループが運営する厳選お取り寄せグルメサービスです。著名な飲食店シェフと共同で開発した料理は、手作りで化学調味料を極力使わず、瞬時に冷凍されることにより、保存料を使わずに新鮮さを保っています。今回のプロジェクトには、3代続く老舗和食店「日本橋ゆかり」、ミシュランガイド東京2024に掲載されている「La Paix」、新たな注目店「平ちゃん」と「Peace」の料理人たちが参加しています。
海藻の大切さ
海の生態系の一部である海藻は、「海のゆりかご」と称され、海洋生物の生息環境を支えています。しかし、海水温の上昇により海藻が絶滅の危機に瀕しており、海のバランスが脅かされています。この問題を解決するために、合同会社シーベジタブルが海藻の陸上栽培を開始し、ミタセルが提供する商品にはその海藻が使用されています。これにより、海藻の食文化を守ると同時に新たな食体験を提案します。
商品紹介
新商品には、以下の4品が含まれています。まず、
「すじ青のり香るアサリとネギの深川まぜうどん」(日本橋ゆかり)は、東京深川名物のアサリを使ったうどんで、豊かな香り高いすじ青のりが味わえます。
次に、
「つぶ貝と帆立すじ青のりバターブルゴーニュ風 グラタン仕立て」(La Paix)は、特製バターで仕上げられた贅沢な一品で、海の風味が広がります。さらに、
「生あつばアオサの胡麻鯛茶漬け」(平ちゃん)は、海藻と鯛のお出汁が絶妙に調和した上品なお茶漬けです。そして、10月中旬には
「サーモン・若ひじき・すじ青のりのラザーニャ」も登場予定です。
特別イベントについて
日本橋三越本店では、特別イベント「EAT & MEET SEA VEGETABLE」が開催中です。このイベントでは、mitaseruが展開する商品が販売され、参加者は海藻の新たな食体験を試すことができます。販売は10月2日から8日の期間に行われ、海藻の魅力を存分に感じられる機会です。
料理界と地域文化の結びつき
このプロジェクトは、三井不動産グループの支援を受けて実施されています。日本橋エリアは伝統的な飲食文化が色濃く残っているところで、名店のシェフたちが集結することで、地域の食文化をさらに豊かにしようとしています。
この新しい商品群は、ただの食材ではなく、サステナブルな未来を見据えた文化を育むツールでもあります。料理人たちの努力と情熱が詰まったこの取り組みを、ぜひ体験してみてください。日本の食文化の新たな時代が始まります。