概要
三井物産フォーサイト株式会社(以下、MBF)は、プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社(以下、PSI)との提携を発表しました。このパートナーシップは、新型コロナウイルスの影響を受けたスポーツ業界において、リアルとデジタルを融合させた新たなソリューションのニーズが高まっていることを背景にしています。MBFのファシリティ管理やクラブ経営支援の実績と、PSIのデジタルマーケティングに強みを持つ双方が相互に支援しあうことで、さらなる相乗効果が期待されます。
MBFの強み
MBFは、三井物産グループの総合力を根底に、オフィスビルから商業施設まで多岐にわたる施設に対して、維持・管理サービスを提供しています。特に、スポーツ業界においては、プロ野球やプロバスケットボール・B.LEAGUEのクラブ運営やマーケティング支援を行っており、スポンサーシップマーケティングにも力を注いでいます。これにより、施設管理はもちろん、クラブの経営にも大きく貢献しています。
PSIの役割
一方、PSIは80を超えるプロスポーツクラブや20以上のプロリーグ、団体に対してデジタルマーケティングやクリエイティブなソリューションを提供しています。チケット販売促進やクラブ活用のスポンサーシップ、そして最近では広報や人材提供など、より幅広い経営支援に取り組んでいます。PSIはすでに多くのクラブに新しいソリューションを導入し、スポーツ業界の活性化を図っています。
パートナーシップの意義
今回のMBFとPSIの提携により、各社の強みがさらに強化され、相互作用を通じて画期的なソリューションの開発が期待されます。MBFはPSIとの協業を通じて、アリーナやスタジアムといったスポーツ関連施設の運営だけでなく、様々な施設でのデータ活用やデジタルトランスフォーメーション(DX)の提案にも力を入れます。また、三井物産グループ全体のリソースをフル活用し、より広い顧客層をターゲットにした事業の拡大を目指します。
今後の展望
この提携を契機に、MBFは「創るのは、未来価値」というミッションを掲げ、デジタルシフトを進めていきます。リアルとデジタルの融合は、今後のスポーツ業界において不可欠な要素となるでしょう。この新たな取り組みが、スポーツ界における持続可能な成長を実現するための基盤を築くことを目指しています。
詳しい情報は、MBFの公式ウェブサイト(
https://www.mb-f.co.jp/)やPSIの公式ウェブサイト(
https://plusclass-sports-incubation.co.jp/)でも公開されています。
会社情報
三井物産フォーサイト株式会社
- - 所在地:東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 NTT日比谷ビル 3階
- - 代表:山本 佳弘
- - 設立:1974年2月
- - 事業内容:ファシリティ&プロパティマネジメント、エネルギーマネジメント、スポーツ&アミューズメント
プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社
- - 所在地:東京都千代田区永田町2-17-3
- - 代表:平地 大樹
- - 設立:2016年2月3日
- - 事業内容:スポーツ業界のデジタルマーケティングおよびクリエイティブ制作
この提携により、スポーツ業界に新たな風を吹き込むことが期待されます。