ものづくりワールド大阪でのキャステムの革新技術展示と実演イベント

株式会社キャステムは、2025年10月1日から3日にかけて大阪市のインテックス大阪で開催される「ものづくりワールド大阪機械要素技術展」に出展します。創立55年を迎えるこの年、キャステムは鋳造技術の最前線を行く多様な製法を紹介することと特に最近発表した新技術「デジタルキャスト」に力を入れています。

出展の概要

この展示会では、キャステムが誇るロストワックス精密鋳造や金属粉末射出成形（MIM）の実績を元に、鋳造技術の可能性を広げるさまざまなノウハウを提供します。特に「あなたの開発段階から鋳造品を」と題した出展テーマのもと、お客様のニーズに合わせた最適な製法の紹介や、少ロットから量産までの実績をお届けします。

出展情報

- 会期: 2025年10月1日（水）〜3日（金） 10:00〜17:00
- 会場: インテックス大阪（大阪府大阪市住之江区南港北1-5-102）
- 出展小間番号: 6号館 Bホール 51-1

新技術の紹介

デジタルキャスト

金型レス鋳造であるデジタルキャストは、3Dプリンターで製作した樹脂模型を使用し、ロストワックス精密鋳造と同様のプロセスで金属製品を製造します。この技術によって、最短1週間で試作を行うことができ、金型製作不要であるため、非常に低コストでの短納期を実現します。航空機や自動車、医療など多岐にわたる産業分野での需要があるこの技術は、試作や少量生産に非常に適しています。

ロストワックス精密鋳造

キャステムの主力技術とも言えるロストワックス精密鋳造は、特に中空や複雑な形状の金属部品を得意としています。創業以来お客様からのさまざまな要望に応じて、70種以上の鋼種に対応し、35,000型以上の精密金属部品を製作してきました。この技術を通じて、シンプルな形状のものから、難しい形状のものまで幅広く対応することが可能です。

МIM（製品による金属粉末射出成形）

MIMは、金属粉末とバインダーを融合し、金型に射出した後に脱脂し焼結することで金属部品を作成する方法です。この技術は、小型で高精度な製品の量産に特に適しています。医療機器や宇宙分野での部品製造にも実績があり、ロット数も柔軟に対応します。

プレゼンテーションと実演イベント

ブース内では、各製法に関する成功事例や価格感、お悩み事例を交えたプレゼンテーションが30分ごとに行われます。毎回好評を博している鋳造実演も開催し、低融点合金を使用した鋳造工程を実際に観察できます。完成品はその場でノベルティとしてプレゼントしますので、ぜひお立ち寄りください。
技術相談ブースも設けており、製品の形状や材質、ロット数に応じた最適な製法を提案するサービスを提供します。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

会社情報

株式会社キャステムは、1970年の設立以来、ロストワックス精密鋳造やMIMなどを駆使して、さまざまな産業のために精密金属部品を生産してきました。近年では、3Dプリンターを活用したデジタルキャスト技術の開発や、独自のOEM商品、オリジナル商品の製作にも力を入れています。
公式サイト

【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
株式会社キャステム担当：石田
TEL：084-955-2475
E-mail:[email protected]