ロキグループ新工場
2014-10-27 13:00:03

ロキグループマレーシア工場に「MCFrame」を短期導入し生産管理を効率化

マレーシアにおける新たな挑戦



ロキグループホールディングス株式会社は、海外初の生産拠点として設立したマレーシア工場に、短期間で生産管理システム「MCFrame Start-Up Edition」を導入しました。この取り組みは、業務効率を高めるための重要なステップとして位置づけられ、準備期間を含めわずか7ヶ月で実施されました。

自社開発の「MCFrame Start-Up」の特長



「MCFrame Start-Up」は、主に海外拠点で必要となる生産・販売管理機能に特化したシステムです。ロキグループではこのシステムを使って、産業用フィルターの製造プロセスをリアルタイムで把握できるようにしました。特に、iPadとの連携により、現場データの即時取得が可能となり、効率的な棚卸作業にも大きな効果を発揮しています。

ロキグループのマレーシア工場では、エレクトロニクスから飲料・食品まで、多様な業界に向けたフィルター製造の対応が求められています。ここに「MCFrame Start-Up」の生産管理モジュールが導入されたことで、標準化された業務フローに基づく効果的な運用が実現しています。

クラウドシステム「A.S.I.A. GP SaaS on IIJ GIO」の導入



マレーシア工場と連携する海外販社にも「A.S.I.A. GP SaaS on IIJ GIO」が導入されました。このシステムは、販売管理や購買管理機能をクラウドベースで提供するもので、現地の運用負荷を軽減しました。多通貨や多会計基準に対応しているため、為替変動に関するシミュレーションも流動的に行えるようになりました。

スモールスタートの重要性



ロキグループは、これらのシステム導入において短期的な結果を追求するだけでなく、将来的な拡張性や柔軟な運用を重視しました。特に、新たな言語や機能の追加が容易で、グローバルな展開を見越した設計がなされています。これにより、組織の変化や市場の変動への適応が迅速に行えるようになりました。

さらなる展開と未来



ロキグループは、さらなる生産管理の強化を目指し、他の地域でも「A.S.I.A. on IIJ GIO」を導入中で、2015年以降にも稼働を予定しています。今回の取り組みにより、ロキグループはお客様のニーズへのタイムリーな対応力をさらに向上させていく見込みです。また、導入を手掛けた東洋ビジネスエンジニアリングとIIJグローバルは、それぞれ生産管理と販売管理のさらなるサポートを提供し続け、グローバルな業務展開を支援する体制を整えています。

まとめ



このように、ロキグループのマレーシア工場への「MCFrame Start-Up」とクラウドシステムの導入は、生産効率を向上させるだけでなく、グローバルな企業活動を支える重要な基盤となっています。今後、さらなる展開が期待される中で、ロキグループの挑戦は続きます。

会社情報

会社名
ビジネスエンジニアリング株式会社
住所
東京都千代田区大手町1-8-1KDDI大手町ビル
電話番号
03-3510-1600

関連リンク

サードペディア百科事典: mcframe IIJグローバル ロキグループ

Wiki3: mcframe IIJグローバル ロキグループ

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。