ネクスタ、2.2億円調達でさらなる成長を目指す
株式会社ネクスタが、最先端の生産管理SaaS「SmartF」の開発・提供を通じて製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するため、合計2.2億円の資金を調達しました。この資金は日本政策金融公庫大阪西支店、株式会社みずほ銀行、りそな銀行からのデッドファイナンスによるものです。
事業拡大の背景
ネクスタは、ここ2年間で売上をなんと5倍にまで成長させ、従業員数も4倍に増加しました。この急成長の背景には、同社が提供する「SmartF」の機能性と利便性の高さがあります。SmartFは受発注、在庫、工程、原価、品質管理など、生産管理に必要な多様な機能を備えており、企業のニーズに合わせてカスタマイズ可能です。
「SmartF」は新たなスタンダードを生み出すシステムとして、多くの業種や規模の企業から支持されています。特に、営業面では顧客企業の課題分析から問題解決へと導くコンサルティング力に定評があり、人手不足や業務改善といった社会的課題に対しても大きな貢献を果たしています。
追加資金調達の意義
今回の資金調達は、2025年度に予定しているエクイティファイナンスに加え、直近で想定以上に多くの顧客がSmartFを導入している状況を踏まえて実施されました。ネクスタは今後も、より多くの顧客の現場改善を目指し、製造業DXの推進に向けて積極的な投資を継続する意向です。
株式会社みずほ銀行のコメントによれば、ネクスタの成長を支援し、「ともに挑み、ともに成長する」を目指す姿勢は非常に高く評価されています。ネクスタの期待される未来は、製造業のデジタル化を加速させるものであり、今後の展開に目が離せません。
成功事例の紹介
ネクスタはすでに多くの企業で成功事例を上げています。例えば、金属加工メーカの株式会社イワサキでは、SmartFの導入と同時に業務改善を実現しました。同社は複雑な業務フローを整理し、新しい運用パターンを策定した結果、「今ではSmartFはなくてはならない存在」との声をいただいています。さらに、化粧品OEMメーカの東洋ビューティ株式会社も、約1万種類の原料管理をSmartFで効率化し、「SmartFなしの現場は考えられない」という評価を受けています。
ネクスタのビジョン
株式会社ネクスタは、製造業の効率化をITで実現し、日本経済に最大のインパクトを与えることを使命として掲げています。今後も、改善の「教科書」を通じて、製造業全体の進化を目指しています。今年の資金調達がもたらす新たな挑戦と可能性に、私たちも期待したいところです。