「PASSTO」で持続可能性
2024-08-13 11:31:08

新しい資源循環システム「PASSTO」導入で持続可能な未来を目指す

新たな資源循環の取り組み、野村不動産が始動



野村不動産ホールディングス株式会社は、ECOMMIT社と提携し、不要品のリユースやリサイクルを強化する新しい取り組みを開始しました。この取り組みは、持続可能な社会を目指す「サーキュラーエコノミー」に対応したもので、商業施設、ホテル、分譲マンションの全13カ所で資源循環システム『PASSTO(パスト)』が導入されます。

提携の背景と目的



野村不動産は、自然資源の枯渇や廃棄物の問題を重視し、これまでにも建物の長寿命化やリノベーションを推進してきました。今回のECOMMITとの提携により、不要品の回収・選別・再流通をよりスムーズに行うためのインフラが整います。この新システムにより、利用者は身近な施設で気軽に環境保護に参加できるようになります。

新システム『PASSTO』の特徴



『PASSTO』は、不要品を回収し、適した方式で再利用やリサイクルを行う循環型のサービスです。今回の取り組みでは、ホテル客室に設置される意思表示カードを使って、宿泊客が不要な衣類を簡単に手放すことができる仕組みが導入されます。このカードを通じて、客室に不要な衣類を残すことで回収が行われ、廃棄処分を減少させることが目指されています。

導入施設の詳細



  • - 商業施設: 野村不動産が運営する5つの商業施設に回収ボックスが設置され、不要品を回収。具体的には、東京・世田谷区の『Recipe SHIMOKITA』、稲城市の『SoCoLA若葉台』、千葉県の『SoCoLA南行徳』などが対象です。
  • - ホテル: 『庭のホテル 東京』や『NOHGA HOTEL』など4カ所の直営ホテルでも、宿泊客が不要品を容易に回収できるようになります。ここでは、衣類や雑貨の回収が進められます。
  • - 分譲マンション: 住居考えのマンションでも、共用スペースに回収ボックスを設置し、住民から不要品の回収を実施します。

今後の展開



現在、野村不動産グループは2030年までの環境目標として、「サーキュラーデザイン」を重要課題に設定しています。今後は、この取り組みを通じて地域社会に貢献し、より持続可能な未来を築いていくことが期待されています。ECOMMITとのタッグにより、より高い再資源化率の実現が進むことでしょう。

まとめ



この新たな資源循環システム『PASSTO』は、管理の透明性を高めながら、誰でも参加できる環境保護の足がかりを提供します。『次の人に渡す、未来に渡す』という理念のもと、野村不動産ホールディングスは、今後もサステナブルな取り組みを進めていく予定です。これにより、エコ意識を高めるだけでなく、自分たちの生活スタイルにも影響を与えることで、より良い社会の実現を目指します。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

会社情報

会社名
野村不動産ホールディングス株式会社
住所
東京都新宿区西新宿新宿1丁目26番2号
電話番号
03-3348-8878

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。