ハイヤールーとHQ社が描く新しいエンジニア採用のカタチ
株式会社ハイヤールーは、AI時代にふさわしいエンジニア採用のあり方を模索しており、その一環としてHQ社と共同で「見極め」をテーマにしたイベントを開催しました。このイベントには、HQ社のVP of Engineeringである佐生友行氏を招き、エンジニア採用における重要なコミュニケーション設計についての意義が議論されました。
HQ社が重視するカルチャーフィット
HQ社では、採用のプロセスにおいて技術力よりも「カルチャーフィット」を重視しています。採用候補を選定する際に、同社の行動指針に共感し、行動できる人材であるかを初期段階から見極めるという方針を取っています。これは、高い技術力を持つ人材のみならず、組織としての一体感を持ち、長期的に活躍できる人材を採用するための戦略です。
技術面接に求められるもの
技術面接においては、候補者の「批判的思考」と「意図の説明力」が重視されます。具体的には、ライブコーディングや技術的な質疑では、AIが出力したコードを批判的に見る力と、自分の選択の理由を言語化する能力が求められます。これにより、実務における再現性や信頼性が担保されます。
「思考の立体感」を求める設計深掘り
同社では、コードの正しさだけでなく、アーキテクチャ設計全般においても深く見極めを行っています。システム設計に関する選択の背景や意図を深掘りすることで、テスト的な回答ではなく、実体験に基づいた応用力や設計力を確認します。このような手法により、実務に即した判断力を測ることが可能になります。
今後のイベント予定とサービス展開
ハイヤールーは、これからもエンジニア採用に関連する様々なイベントを企画しています。次回の開催予定は2025年9月25日で、テーマは「エンジニアとして高みを目指す、利益を生み出す設計の考え方」です。これにより、エンジニアたちが持つさまざまなスキルを開発し、企業の採用力を底上げすることを目指しています。
さらに、『HireRoo』のスキル面接サービスは、AI時代の採用の新たなスタンダードを提供。現在までに200社以上に導入され、累計選考件数は50,000件を超えました。また、採用管理システムとの連携により利用者層の拡大も進んでいます。
ハイヤールーの目指す未来
ハイヤールーは、エンジニアリング組織の技術力向上と採用力を強化するため、スキル面接を通じた理想の人材選びを支援します。最終的には日本の「モノづくり」を再び一番にすることをミッションとして掲げています。エンジニア採用の新しいスタンダードを築くため、今後も精力的に活動を続けていくでしょう。