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KIEI Tokyo、サイトデザインリニューアルでグローバル展開を加速

日本の新進気鋭デザイナーズブランドに焦点を当てたグローバルファッションECサイト「KIEI Tokyo」が、サイトデザインを全面的にリニューアルしました。2013年のサービス開始以来、着実に成長を遂げ、海外からのアクセスが9割以上を占め、平均客単価は3万円を超えるなど、高い人気を誇っています。

今回のリニューアルは、セレクトブランドの拡大とユーザーニーズへの対応が大きな目的です。これまで、海外市場での認知度向上を目指す新進気鋭ブランドが中心でしたが、今後は、既に海外で一定の知名度を持つブランドも取り扱うことで、より幅広い顧客層を取り込む戦略です。

デザイン面では、従来のアイテム中心の構成から、ブランド中心の構成へと変更されました。これは、特定のブランドの商品を目的に購入するユーザーが増加しているという市場動向を反映したものです。ユーザーは、より直感的に好みのブランドを見つけ、商品を探せるようになりました。

グローバル市場における日本のデザイナーズブランドの販売拡大へ

「KIEI Tokyo」を運営する株式会社Dropは、今回のリニューアルによって、「日本のデザイナーズブランドをグローバル市場で最も販売している小売事業者・プラットフォーム」を目指すと宣言しています。日本のファッション業界を世界に発信する存在として、更なる成長が期待されます。

ブランドインキュベーション事業の強化

株式会社Dropは、これまで生産から販売、マーケティングまで、包括的な支援を展開することで、新進気鋭ブランドの育成に貢献してきました。リニューアル後も、このインキュベーション事業を強化し、KIEI Tokyoへの集客増加を目指します。外部サービスとの連携や、プレスリリース機能の強化など、多角的なアプローチでブランドの成長をサポートしていく姿勢が明確に示されています。

具体的には、海外におけるブランド認知度向上のため、メディアへの露出機会を増やし、より多くのユーザーにブランドの魅力を伝える活動を積極的に展開していく予定です。また、各ブランドの個性と魅力を最大限に活かした、効果的なマーケティング戦略の策定にも力を入れています。

企業情報

株式会社Dropは、東京都渋谷区に拠点を置く企業で、代表取締役は岩本遼氏です。資本金は3,040万円（資本準備金含む）、株主には、経営陣に加え、株式会社エニグモ（マザーズ3665）も名を連ねています。

KIEI Tokyoの今後の展望

KIEI Tokyoは、今後も日本のデザイナーズブランドのセレクトを積極的に行い、グローバル市場での展開を加速させていく予定です。日本のファッションシーンを世界に発信するプラットフォームとして、更なる発展が期待されます。更なるブランドの発掘と育成、そしてユーザー体験の向上を通じて、日本のファッション業界全体の発展に貢献していくことが、今後の大きな目標となっています。

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