鈴鹿サーキットがESG部門で最優秀賞を受賞
鈴鹿サーキットは、2025年に開催されるFormula 1 Promoter Awardsにおいて、ESG(Environment/Social/Governance)部門の最優秀賞「ESG Changemaker presented by Allwyn」を獲得しました。この賞は、世界最高峰のモータースポーツF1の中で、環境保護や地域社会との連携、そして透明性のある運営が実施されたプロモーターに贈られるものです。これにより、鈴鹿サーキットの取り組みが国際的に高く評価されたことが証明されました。
鈴鹿サーキットの取り組み
鈴鹿サーキットは、以下のような具体的な成果を上げており、その努力が最優秀賞に繋がりました。特に、環境への配慮や地域社会への貢献の姿勢が際立っています。イベント運営におけるカーボンニュートラルの達成、低炭素移動手段の利用促進、そして地域の文化と経済に対する貢献が評価されました。
環境への取り組み
- - 2030年までのネットゼロ達成に向けた計画を具体化し、2025年のF1日本グランプリでの成果が示されました。
- - イベント運営でのCO₂排出量のカーボンニュートラルを達成し、電力の45%を自家発電、100%再生可能エネルギーを導入。
- - 低炭素を意識した移動手段の利用率が64.4%に上昇し、地域社会へのアクセスも強化されています。
- - サーキットの自然環境保護として、桜の植樹活動が行われました。
地域社会との協働
鈴鹿サーキットの成功の鍵は、地域との協力にあります。周辺地域へのモータースポーツ体験の提供や、地元経済の活性化を図る施策が行われています。
- - 余剰食材をフードバンクに寄付し、「食品ロス削減推進表彰 審査委員長賞」を受賞。
- - 約4,000家族を招待することで地域住民に貢献。
- - 地元企業との取引が約6割を占め、地域経済の活性化を支援。
ガバナンスの強化
鈴鹿サーキットの運営は、国際基準を遵守しつつ、地域の声を反映したモデルが評価されています。
- - 国際自動車連盟(FIA)の環境認証プログラムにおいて最高位3つ星を獲得。運営の透明性と安全性を確保するための施策が整っています。
- - 行政や警察との連携を強化し、混雑緩和や危機管理体制の充実に貢献。
今後の展望
鈴鹿サーキットの代表取締役社長である斎藤毅氏は、「今回の受賞は、多くの方々との協働の成果であり光栄に思います。今後も継続的な改善に取り組み、地域の文化を大切にしながら、持続可能な国際イベントの実現を目指していきます」とコメントしています。
これからも鈴鹿サーキットは、モータースポーツを通じてのサステナビリティの追求と、日本の文化の魅力を最大限に発揮したイベント運営に邁進していくことでしょう。いかに地域社会とともに成長しながら国際的なイベントを実現していくのか、今後の取り組みに目が離せません。