長崎伝統の和菓子「一口香」が生まれ変わる
長崎の名店、和菓子店マルソウが創業65周年を記念し、歴史ある伝統菓子「一口香」をさらに美味しくリニューアルした「ソフト一口香」を販売開始しました。この新しいスタイルのお菓子は、見た目は饅頭ですが、中が空洞になっている独特な特徴があり、黒糖や生姜などを使った秘伝の餡によって甘さが引き立っています。
一口香の歴史とは?
一口香は、江戸時代中期に禅宗の影響を受けて生まれたお菓子で、長い歴史を持ちます。軽やかさと独特の食感は、お召し上がりになる方に新たな驚きを与えます。長年にわたりマルソウでは、国産の良質な原料を厳選し、昔ながらの製法でこのお菓子を作り続けてきました。
ソフト一口香誕生の背景
近年、長崎県内でも過疎化が進行する中、高齢者の方から「柔らかくて食べやすいお菓子が欲しい」という声が寄せられました。それに応える形で、ソフト一口香が誕生したのです。この取り組みを通じて、地域の活性化にも貢献できるよう努めています。
さまざまな楽しみ方
「ソフト一口香」はそのまま摂取するのも良いですが、アレンジの幅が広いのも魅力の一つです。例えば、牛乳に浸して食べると、まろやかさが加わり新たな味わいが楽しめます。また、炙って温めることで香ばしさが増し、おやつやデザートとしての楽しみが広がります。このように、何通りもの味の楽しみ方ができる和菓子として、多くの方々に愛されることを目指しています。
地方創生の希望
最近、長崎県を舞台にした地域ドラマ「かんざらしに恋して」が注目を集めています。このドラマを機に、島原の郷土菓子である「かんざらし」が再評価されているのですが、同じく長崎県の伝統銘菓である「一口香」にも光を当てたいと考えています。この素晴らしいお菓子が多くの人々に知られることで、地方創生の一助になればと願っています。
商品概要
マルソウの「ソフト一口香」は、10個入りで価格は300円。手軽に楽しむことができ、長崎の伝統を感じながらリフレッシュするお菓子です。ぜひ、創業65周年を迎えたこの機会に、ソフト一口香をお試しください。
ソフト一口香詳細はこちら