自治体DX推進協議会が新たに設立する観光DX・シティプロモーション部会
一般社団法人自治体DX推進協議会(GDX)は、地域のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するため、新たに「観光DX・シティプロモーション部会」の設立準備室を設置しました。この部会は、観光振興とシティプロモーションを通じて地域の魅力を引き出し、交流人口の増加に貢献することを目的としています。
設立準備室の設置背景
多くの自治体が観光振興やシティプロモーションを活発に進める中、それらにデジタル技術を取り入れることの重要性が高まっています。効果的な情報発信や観光体験の向上、データを基にした戦略計画などは必須ですが、特に人手や予算が不足している自治体にとっては、デジタル活用の課題が大きいのが現状です。そこで、設立準備室では部会設立に向けての調査や企画立案を行い、各種活動を展開する予定です。
設立準備室の具体的な活動内容
設立準備室ではすでに、観光DXおよびシティプロモーションに関する先進事例の収集を始めています。これに加えて、以下のような取り組みを計画しています。
- - 効果的なデジタル技術活用のためのガイドライン策定: 自治体がデジタル技術を効果的に活用できるよう、基準を策定し支援いたします。
- - 自治体と民間事業者のマッチング支援: 両者の連携強化を図るため、マッチング支援の仕組みを構築します。
- - 地域間連携による広域的な情報発信: 地域ごとの特色を活かし、効果的な情報発信と観光促進を行います。
参画団体に期待される役割
この新しい部会に参加を希望される自治体や事業者には、以下の役割が期待されています。
- - 自治体の皆様: 現在抱える観光DXやシティプロモーションに関する課題やニーズの共有、他の自治体との情報交換をお願いします。
- - 事業者の皆様: 自治体に提供できるソリューションや協業モデルを提案し、部会活動に積極的に関与してください。
募集対象と参画方法
本部会の設立に向けて、以下の団体からの参加を広く募集しています。地方自治体、観光関連事業者、デジタル技術提供事業者、シティプロモーション関連事業者、そして研究機関や大学などが該当します。参加希望の方は、メールまたは電話でお問い合わせください。
一般社団法人自治体DX推進協議会(GDX)は、地域の持続可能な発展を目指し、デジタル技術を用いた課題解決やイノベーション創出を行っています。この部会を通じて、地方創生を加速するためのパートナーシップの場を提供しています。