マルハン健保とマルハン社が手を組む、新しい健康支援サービス
マルハン健康保険組合と株式会社マルハンは、共同で『ポケットセラピスト』を導入しました。この取り組みは、現場での腰痛やその他の身体的な不調を改善し、従業員の健康を維持するためのものです。今回の導入は、企業の健康経営を推進する新たな試みとして注目されています。
導入の背景
マルハン社は、「人生にヨロコビを」という経営理念を掲げ、身体的及びメンタルヘルスを含む健康について積極的に取り組んでいます。具体的には、健康保持・増進を目的とした「マルハン健康宣言」を策定し、様々な健康施策を展開しています。その中で、社員が現場で経験している腰痛や身体の不調に対するケアが、特に重要なテーマとなっているのです。
近年、腰痛はプレゼンティーイズム(出勤しているが本来のパフォーマンスを発揮できない状態)の主要因とされています。こうした状況を受けて、事業主と健保が連携し、身体的な健康とメンタルヘルスの両方にアプローチできる具体的な施策の必要性が高まっていました。
『ポケットセラピスト』とは
『ポケットセラピスト』は、健康不調に関するオンライン相談を基に、身体の痛みや悩みからメンタルヘルスにアプローチするサービスです。専門職によるサポートを受けつつ、加入者は自分のペースで健康的な習慣を身に付けていくことが可能です。具体的なサービスは、理学療法士や作業療法士、心理士からの指導を受けることによって、身体の不調を改善しつつ、メンタルヘルスに対する意識も高められます。
導入の決め手
マルハン社とマルハン健保が『ポケットセラピスト』を導入した理由は主に以下の3つです。
1.
腰痛とメンタルの同時ケア: 身体の不調を解決しながら、メンタル面にも働きかけることができるため。これは、費用対効果を考慮したうえで評価された一因でした。
2.
支援枠組みの適正化: 腰痛による医療費の適正化、メンタル面での障害を減らし、健保の保健事業の質を向上させるための両観点が合致しました。
3.
プライバシーへの配慮: オンラインでの面談形式により、加入者は社内で知られずに相談でき、自身のペースで健康への取り組みが可能です。
この取り組みにより、事業主と健保のコラボヘルスはさらなる効果を期待できるでしょう。
利用者の声
実際に『ポケットセラピスト』を利用した加入者からは、理学療法士からの具体的なアドバイスによって、痛みや不調が改善したとの声が寄せられています。また、面談時にメンタルヘルスにも配慮してもらえるため、心身の健康を総合的にサポートするプログラムと評価されています。
管理体制
マルハン健保の秦様は、シフト勤務や立ち仕事が多い企業特性から、オンライン形式での理学療法士との面談が活用しやすいと述べています。利用状況もタイムリーに確認でき、定期的な振り返りを行いながら施策を進めているとのことです。
マルハン社の松橋様も、オンライン面談の試行を経て全社展開を目指しており、AI姿勢健診なども活用して、より多くの従業員に利用してもらうための啓蒙活動に尽力しています。
まとめ
『ポケットセラピスト』の導入により、事業主と健保が協力して健康経営を実現し、従業員一人ひとりの身体と心の健康を維持するための大きな一歩を踏み出しました。この新しいアプローチは、今後ますます多くの企業や組織に広がり、持続可能で健康的な社会の実現に向けた貢献が期待されます。