自転車まちづくりスクール
2021-03-18 08:10:01
自転車と共に歩む新時代!辰野町で始まる自転車まちづくりガイド養成スクール
自転車と共に生きる社会を目指す!
長野県辰野町で、自転車の活用によって地域を活性化し、持続可能な社会を実現するための新しいプログラム「grav bicycle school(グラバイスクール)」が始まります。これは、自転車を使ったまちづくりのエキスパートを育成するスクールで、地域の自然や歴史、文化を結びつけた観光案内を行うことを目指しています。
自転車まちづくりの必要性
現在、日本の地方地域は、人口減少やそれに伴う産業の衰退といった深刻な課題に直面しています。さらに、全球的には温暖化が進行しており、持続可能な社会の構築が求められています。こうした問題を解決する手段の一つとして、自転車の利用が挙げられます。自転車を活用したまちづくりは、新たな観光アクティビティとして地域経済の循環を生み出し、産業を活性化させます。
自転車の普及により地域ネットワークが広がり、人々の生活環境が豊かになり、結果的に人口減少にも対応できるようになるでしょう。加えて、自動車から自転車への移行は環境負荷の軽減にも繋がります。自転車まちづくりは、社会と環境の両面でサステイナブルな社会を構築する礎となるのです。
グラバイスクールの特徴
グラバイスクールでは、サイクリングガイドとして必要な知識や経験を学べるプログラムが用意されています。講義やトークセッションを通じて、まちの特性を多面的に理解し、アクティビティマーケティングの知識、他産業との連携を考えていくことが重視されます。
さらに、実践的な学習として、長野県辰野町で実際にコース設計を行う機会も提供されます。これは、参加者が学んだことを地域に還元する重要な一歩です。
辰野町の自転車まちづくりの実践例
辰野町では、自転車冒険家である小口良平さんを中心に、サイクルルートの開発やサイクルステーションの運営などを行っています。地元のデザイナーや建築士、コミュニティプランナーたちが連携し、地域の特性を活かしたまちづくりが進められています。 つまり、辰野町は自転車まちづくりのモデルケースとして注目されています。
特に重要なのが、地域共有設備のレンタサイクルやサイクルステーションの設置です。これらの利便性を高めることで、快適で安全なガイドサイクリングが可能となります。辰野町の「grav bicycle station」では、必要な設備が整っており、手軽にサイクリングサービスを提供できます。
講座スケジュールと参加方法
グラバイスクールは、オンライン講義を中心に複数のセッションを設けています。例えば、ツアーイベントのマネジメントについて学ぶ講座や、サイクリングガイドとしての収益化の手法など、多彩な内容が準備されています。また、現地研修もあり、理論だけでなく実践を通じて学ぶ場を提供しています。
さらに、3月と4月には無料のオンラインプレセミナーも開催されます。自転車の知識やサイクルツーリズムの最新動向に触れるチャンスです。
まとめ
自転車を使ったまちづくりは、単なる交通手段の転換に留まらず、地域活性化や環境意識の醸成にも大きく寄与するものです。グラバイスクールでの学びを通じて、持続可能な社会に向けた一歩を踏み出しましょう。興味のある方は参加を検討してみてください。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人 〇と編集社
- 住所
- 長野県上伊那郡辰野町辰野1705-1STUDIOリバー3F
- 電話番号
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