IMAGICA GROUPの未来型ライブビューイングが2018年度グッドデザイン賞受賞

IMAGICA GROUPが手掛ける未来型ライブビューイング[VISIONS]

株式会社IMAGICA GROUPは、東京都千代田区に本社を構える企業で、映像技術の最前線を追求しています。この度、同社の未来型ライブビューイング[VISIONS]が、2018年度のグッドデザイン賞を受賞したという朗報が届きました。このプロジェクトは「ライブに新しい表現や体験を提供する」という意図のもと、革新的なデザインと新たな技術を統合して実現されています。特に評価されたのは、パブリックビューイングの新たな形を提案した点です。

高まる期待と新しい体験の提供

[VISIONS]は、まさにテクノロジーとクリエイティブな要素が融合した未来のエンターテインメントを体現しています。このプロジェクトでは、映像と空間演出を組み合わせ、観客にイマーシブな映像体験を提供するとともに、同時に、様々なコンテンツの可能性を最大限に引き出しています。これにより、受賞のこもった「新しい感動を生み出す未来ライブエンターテインメント」が具現化されています。

2020年に予定されている東京五輪を見据え、今後もテクノロジーの進化は続くことでしょう。IMAGICA GROUPは、その波に乗り、様々な体験を可能にするライブエンターテインメントの新たな形を創造していくことを目指しています。

東京ガールズコレクションとのコラボレーション

[VISIONS]の初回プロジェクトとして、2018年3月31日に「東京ガールズコレクション 2018 SPRING/SUMMER」が横浜アリーナで実施されました。このイベントでは、臨場感を重視した仕組みで、観客に等身大の体験を提供することをテーマにしています。使用された技術には、NTTが開発した超高臨場感通信技術「Kirari!」が使われ、複数の4Kカメラを使って会場のリアルタイム映像を合成して配信しました。その結果、大型のワイドスクリーンで12Kピクセルの映像が映し出され、観客はまるでその場にいるかのような感覚を得ることができました。

イベントの詳細

東京ガールズコレクションは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」というテーマのもと、2005年より年2回開催されている大規模なファッションイベントです。日本の人気モデルたちが登場し、独自のスタイルを披露する姿は、国内外から注目を集めています。本プロジェクトも、その大きな盛り上がりの一環として、参加者の期待を裏切らない内容となっていました。

他に類を見ない技術の融合

[VISIONS]の技術仕様には、12Kのインパクトある広がりを持つ大型映像、縦型透明アクリルスクリーンの使用、さらにはタブレット向けのマルチアングル配信が含まれ、高度な映像配信技術が実現されています。これにより、まさに世代を超えた新たな視覚体験が出来上がりました。プロデューサーたちが集まり意見を交わしながら、デザインを工夫し、素晴らしい映像体験を観客に届けることを実現しました。

受賞後の展望

今回のグッドデザイン賞受賞をきっかけに、IMAGICA GROUPは新たなコンテンツを制作する意欲も高まっています。未来の映像体験をさらに進化させ、誰もが体験したことのない感動を生み出すプロジェクトを企画しているとのことです。もちろん、受賞作品は、今後も「GOOD DESIGN EXHIBITION」で展示される予定で、さらなる注目を集めることでしょう。