Flittoが推進するグローバルな交流
2025年6月、広島のヒルトン広島で開催された「Commerce Summit 2025」では、ECおよびリテール業界のリーダーが集まり、最新の動向や課題について議論を交わしました。その中で、大きな注目を浴びたのがFlittoのAI同時通訳サービス「Live Translation」です。この革新的な技術により、多様な言語を話す参加者がリアルタイムでセッションの内容を把握し、意見を共有できる画期的な体験が提供されました。
画期的な機能
「Live Translation」サービスには、いくつかの利点があります。まず、セッション中の発言が即座に翻訳され、会場のモニターや各参加者のスマートフォン、タブレットにリアルタイムで字幕表示されます。これにより、異なる言語を話す参加者同士のコミュニケーションが円滑に行えるようになるのです。
さらに、専門用語の事前登録が行われており、ブランド名や業界特有の表現をより正確に翻訳する体制が整っています。このように、高精度かつ文脈に適した翻訳が実現され、参加者の理解度が大幅に向上しました。最大で38の言語に対応しているため、国際的な参加者が自分の母語で内容を理解しやすくなっています。
また、運営側にとってもメリットがあります。従来必要とされていた通訳ブースやヘッドセットのコストが不要となるため、設備コストが削減されると同時に、運営負担も軽減されます。このように、「Live Translation」は商業イベントの運営方法を大きく変える可能性を秘めています。
バリアフリーの実現
さらに注目すべきは、バリアフリー対応です。「Live Translation」は、文字起こしや字幕表示により、視聴者の中に聴覚的な障害を抱える方がいても、理解できる環境を整えています。これにより、あらゆる参加者が平等に情報を得られるように配慮されています。
登録不要、簡単接続
参加者にとっても、このサービスは非常に便利です。オーディエンスはQRコードをスキャンするだけで、翻訳サービスに接続可能です。登録は必要なく、すぐにセッションの内容を理解できる嬉しい特徴があります。また、講演のログが管理できるため、大切な内容も主催者側でしっかりと記録され、多様な言語に対応したマルチスピーカー機能を通じて1つのセッションで最大5つの言語まで同時に提供されるのです。これによって、グローバルな視点からも充実した情報交換が可能になります。
Flittoについて
Flittoは、言語データ構築プラットフォームを運営する企業であり、2012年にオープン以降、クラウドソーシング翻訳サービスを展開して、AI翻訳サービスへと成長を遂げています。2019年7月にはビジネスモデル特例上場を果たし、KOSDAQ市場にも名を連ねます。現在、173カ国で1400万人以上のユーザーがFlittoの翻訳サービスを利用しており、グローバルなクライアントとの関係構築にも貢献しています。
フリットジャパン株式会社
また、フリットジャパン株式会社はFlitto Inc.の日本法人で、オンライン翻訳サービスを提供しています。同社はWebおよびアプリを通じて利用可能で、300万人の翻訳家が登録されており、全世界の言語の壁を取り除くことを目指しています。
この革新的なサービスを是非一度体験してみてはいかがでしょうか。FlittoのAI通訳サービス「Live Translation」を通じて、国際的なイベントにおける新たな展望を広げてください。